『くんちゃんシリーズ』です。
なんとなく、この手の絵柄は勝手に敬遠していたのですが、ナビで紹介されていたのを切っ掛けに、思いきって図書館で借りてきたら、これが意外に(ファンの方、大変失礼な言い方でごめんなさい)面白いじゃないですか!
くんちゃんって、普段はちょっと抜けているって言うか、とぼけた感じのところがあるのに、いざとなると、しっかりしたところもあるんですね。
今回のお話、「もりのキャンプ」では、いとこのアレックと一緒に近くの森まで、一晩のキャンプに出かけます。
テントを張って、食事を捕って、寝床を作って、しっかりもののアレックと違い、くんちゃんは森の友達から聞いた方法をいろいろ試したりして、それが、読み手も、聞いている子供の方も楽しかったですねー。
このキャンプで、くんちゃんはクマに出きることと出来ないことがあるのを、なんとなく学んだんじゃないかな?
今回のキャンプは、くんちゃんにとって、貴重な経験になったと思います。
聞いていた子供達も、「くんちゃん、それは無理だよ〜」とか言ってたけど、くんちゃんと一緒にいろいろ学んでくれたかな。
そしてくんちゃんが、いとこと二人でキャンプに行きたいと言った時、こころよく許してあげたお父さんとお母さんもすごい!
子供を信頼するって、こういうことなのかな…。見習いたいと思いました。