暑さが厳しくなってくるこの季節、ちょっと涼しげな絵はいかがでしょうか。
寒い北の海に、二組の父子。シロクマとエトピリカ(海鳥)。
ある日、ワシがやって来て、人間の町の「きらきら」の話を…。
そこで、二組の父子は、早速見物に。
帰ってきたら、こどもたちからおねだりをされるのですが…。
どちらのお父さんも、こまりました。そして、思いつきました。
エトピリカは、北日本から北太平洋沿岸域に生息する海鳥だそうです。水深10mまで潜り餌を捕るそうです。(日本では絶滅の恐れもあるということです)
人間のつくった「きらきら」は、自然の中にある「きらきら」に及ぶわけがありません。
子どものために、どちらの父親も「きらきら」について、考えているページが好きです。
こどもと、ぴったり体をくっつけている様子は、とってもほのぼのしちゃいます。
絵の中に「きらきら」が、出てくるたび、「あら〜」っていう、かわいい歓声が、あがりました。
自然の中の、「きらきら」をもっと探してみたくなりました。