「わたしのワンピース」 みんなの声

空から落ちてきた白い布。
それで作ったワンピースを着て、うさぎは出かけます。

お花畑に行くとお花模様に。雨が降ると雨模様に。ワンピースは、うさぎが訪れた場所の景色に変わってきます。

「次は何になるんだろう？」と、わくわくどきどき。

最後の景色のまま歩いていくうさぎが、夢の続きにいるようで、ふんわりした気分になりました。

うさぎさんが、ミシンでカタカタ、ワンピースを縫います。
ラララン、ロロロン、ランロロン。
花畑に行けば、花模様。
鳥がくれば、鳥の模様。
なんて、不思議なワンピースなんでしょ！

夢のあるお話ですよね。
母はちょっとうっとりしてしまいます。
でも…やっぱりちょっと、女の子向けなのかなあ。
読み聞かせ当時、２歳だった息子には、うけませんでした。
この頃は、大好きな車だの電車だの動物だのが出てくるかどうかで、うけが違いましたから。
（動物といっても、このうさぎさんは、見るからに女の子さんですからね）

４才の今なら、多少の想像力がありますから、
鳥模様で空を飛ぶシーンとか、楽しめるのかもしれません。

これは私自身が子供の頃に大好きだった絵本です。うっとりしながら何度も読んでいたそうです。
うちの子は男の子だからどうかなと思ったのですが、ララランロロロンのリズムがいいせいか、読んであげると大人しく聞いています。　それにこれって、ある意味 冒険のお話でもありますよね。　男の子にも是非読んであげてください、お勧めです！！

子供に読む前は、この絵本の存在は十分知っていたのですが、私がこの絵本に対して、あまり絵が可愛いとはいえないかな・・　文もいまいちかな・・　とあまり興味が沸かずに手に取らなかったんです。

先日図書館で、読んでみようかな〜　と何となく借りて読んだところ、そんな気持ちは吹っ飛んでしまいました！！

とにかく子供の反応が凄かったです。「にあうかしら〜」のせりふの後に「にあう　にあう」と言ったり、何度か読んでいるうちに、前半の文を覚えて自分でページをめくって読むようになりました。

うさぎが左右見開きいっぱいに描かれているページは、本を縦にして「ほら　うさぎさんが立ってるよ♪」と楽しんでます。

長々となりましたが、「食わず嫌い」もとい、まさに「読まず嫌い」でした。子供の感性と親の感性の違いも改めて実感して反省してます。とにかく今は大・大ファンです。

次々と模様が変わっていくうさぎさんの不思議なワンピース・・・。
リズムテンポの良い「ラララン　ロロロン」というハミングが
とてもいいですね〜娘も気にいってます。
うさぎさんが「わたしに　にあうかしら」とつぶやく所では
いつも「うんうん、すてきぃ」とうなづいきながらページをめくる娘・・・。
娘のお気に入り模様は、流れ星がいっぱい〜〜！！の、
お星さまのワンピース（＾＾）
可愛いらしくって、優しい気持ちになれる絵本・・・♪
女の子をお持ちのお母さんは
是非読んであげて欲しい１冊ですね。

とてもちいさいこどものうちは、文字やかけ算をつめこむことよりも、想像力をきたえることのほうが、将来仕事につくとき、または他の人の気持ちを思いやることに役に立つのではないかと想う今日この頃。以前は絵本を選ぶとき「この本から学ぶことは何か」と構えていましたが、近頃は楽しく想像力が広がるようなものを選ぶようになりました。
この絵本はまさにそんな我家にぴったりの一冊でした。ワンピースがいろいろな模様になるというアイディアだけで、もう参りました。虹模様になったり、星のもようになったり。素敵です。

この絵本もいろいろな言語に翻訳されていますね。タイ語にも訳されているのを本屋さんでみつけました。世界の子どもみんなに味わってほしいえほんです。

大きな働く乗り物、電車大好きの息子は、最初この絵本は見向きもしない1冊だったのですが、最近よく読んでーと持ってきます。いつのまにか覚えるのか、「りょうたん　よんであげるからね」と読んでくれます。ひとりで絵本をひろげて
「らららん　ろろろん」と歌っている時もあって、家事の傍ら、そんな息子の様子をこっそり見ているのが楽しみな今日この頃です。

娘が3歳のころ出会った絵本です。
すごいお気に入りです。真っ白だったうさぎのワンピースがつぎつぎいろんな柄になっていくのが、楽しい絵本です

ミシン　カタカタ　とつくったワンピース
すてきですね。
ラララン　ロロロン　というフレーズも子供たちは
大好きで，何度もよみました。

上の娘は「わたしもワンピースつくろうっと」と言って
画用紙を三角に切ってエプロンのような形をつくり，
クレヨンで絵を描いて
妹に「春だからさくらのワンピースよ」と着せて，
二人で　ラララン　ロロロン
くちずさんでいました。

２歳娘は、まず表紙にむかって
「（うさぎの顔が）見えないよー」とクレーム。
（うちの子は、ミシンというものを知らなかった）
草の実模様のワンピースに、鳥たちが来てついばむシーンでは
寄ってくる鳥たちを手で押さえて怒りを表し、悲しそう。
ワンピースが鳥模様になり、空をとびだすと
「ふーん？」（そんなのあり？みたいなニュアンス）という顔をした。
小さい頃私が大好きだった絵本でしたが、思っていた反応と違うので、
読んであげるのが早かったかなと、とまどいましたが最後は
「うさぎさん、いっちゃった・・・・。」と別れを惜しんでいました。
そのあとは、ミシンで何か作る真似を良くしていました。

５歳になった今も好きな絵本だそうです。