おたねさん」 みんなの声

おたねさん 作・絵:竹内 通雅
出版社:農山漁村文化協会(農文協)
税込価格:\1,466
発行日:2007年03月
ISBN:9784540062964
評価スコア 3.65
評価ランキング 48,419
みんなの声 総数 16
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

16件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 壮大な物語

    春、夏、秋、冬。畑に訪れる生き物や植物の様子を描く。

    2007年刊行。
    特に説明はなく、絵を見て自分でいろいろ見つけたり、感じたり、考えたりして自由に楽しめる絵本。「おたねさん」が何者であるかはわからないが、なんとなくわかるような気もする。

    私は、おたねさんは命だと思った。
    映画「もののけ姫」に出てくる精霊のようなものに似ている気もする。
    植物や小さい生き物の魂のようなものや、自然に存在する精霊のようなものが、私たちの畑にもいて(きっとどこにでもいるのだと思う)
    作物や動物たちと一緒に暮らしているのだろう。

    春夏秋冬の雰囲気が生き生きと伝わる。特に春の気持ちよさと、夏の爆発するエネルギーが楽しい。実りの季節が終わり、命が土に還っていき、眠って冬を過ごして、また春になって命が芽吹きだす。命のめぐりを誰でもわかるように、表現した壮大な作品だと思った。
    この絵本は、何度でも見て楽しめる。

    投稿日:2022/05/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 畑の一年

    このお話は蚊丈の一年で見せる表情を描いたお話でした。夏の収穫時期には、野菜たちが元気いっぱいに空に飛んで行って新鮮さが伝わってきました。冬には腐ってしまって来年の土の栄養になっていく様が描かれていてちょっと奥が深いな〜って感じました。

    投稿日:2014/01/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大胆

    畑の力強さや生きている!感じはとても伝わってきたのでは
    ありますが、ちょっと大胆過ぎて(笑)、煙に巻かれたような
    感じがします。
    娘は私以上にきょとんとしたまま読み終わってしまいました。
    のっけから「おたねさん」がよくわからなかったです(笑)。
    おたねさんという人の畑なのか、それとも「たね」の話なのか・・。
    あと、ちょっとね・・怖かったかも。
    ちょっと怖い感じはあったのですが、娘にそれを教えると
    うんと怖がりそうだったので、あえて言いませんでしたが、でも
    娘もなんとなく不安な絵の雰囲気を感じていたかもしれないです。

    投稿日:2012/07/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • これなんや?

    • Yuayaさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子9歳、女の子6歳

    人間の手の入らない自然ってこんな感じなのでしょうね。
    そういう様子はすごくいいと思ったのですが、イマイチ「おたねさん」の存在意味がわからず。
    途中まで読んでこの人魂みたいなのが一体なんなのかわからず、子供たちと一緒に「これなんや?」と首をかしげていました。
    タイトル、ストーリーから見ると、その人魂みたいなのが「おたねさん」なのかな〜・・・というのがやっとわかったくらいのレベル。
    理解力がなくて申し訳ない^^;
    う〜ん・・・正直に言うとよくわからなかった!!です・・・。

    投稿日:2012/05/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 不思議な「おたねさん」

    四季を通じて、おたねさんのいる畑は育ってほわほわ飛んでいきます。なんだか不思議なストーリー。シンプルで文章も短いので読解力がない私にはいまひとつ理解がいきませんが、おたねさんというのはどうやらこのお化けのような表紙の絵の生き物のようです。ラストの冬のページで「またね、、、」まで、なんだかシンプルすぎて大人としては物足りなかったです。3歳の娘には絵も鮮やかで好きなトマトやきゅうりが描いてあって気に入ったようです。

    投稿日:2011/11/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 食育

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    「おたねさん」というタイトルに惹かれました。
    中身は・・・躍動感のある絵にすごく惹きこまれました。
    子供も読んでいると自然に、野菜や、生育のサイクル、季節の移り変わりに興味を示していました。
    最後で見てみると・・・出版社は農文協!
    食育に良さそうな1冊です。
    芽吹きの季節の春には特におすすめ。

    投稿日:2011/04/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 不思議な視覚フィルター発動中です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    この、「農村漁村文化協会」というところで企画している
    「わくわくたべものおはなしえほん」シリーズを最近知りまして、
    面白い企画だなと、手にしました。

    この絵本作家さんの絵本は初めて読みました。
    ものすごく個性を感じる作家さんですね。筆使いがすごい!です。

    大人の目線では、なかなか感じることのできない草花の世界を不思議な視覚フィルターで見せてくれていました。
    小学生より、低年齢の未就学児のお子さんなどに、いかがでしょうか?

    投稿日:2010/02/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 野菜に興味をっ!

    1歳の頃。
    なかなか野菜を食べてくれなくて困っていて、
    本屋さんで この一冊に出会いました。

    野菜のでき方を 絵本を見ながら教える事ができました♪

    絵は独特ですが、私は好きです。

    間もなく4歳。
    久しぶりに読んだら
    四季を理解し始め、また楽しんで読んでいました♪

    ちなみに…野菜を良く食べる子に育ってますっ!

    投稿日:2009/12/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • パワーを感じます

    とても元気な畑に強烈なパワーを感じます。

    色彩が濃くおたねさんのお野菜は、とても元気がよく新鮮な美味しい

    お野菜です。

    ぶたさんが桃の木の上に登って、桃だって「ぷわーん ぽわーん」

    と飛んでいくのが不思議な光景でした。

    にわとりさんや、うさぎさんまで登っていて最高の風景を眺めている

    のでしょうか??

    油絵の色彩が濃い絵に力強さ、元気をもらえます。

    投稿日:2009/11/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 竹内さん

    • なびころさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳6ヶ月

    農文協の絵本が好きなのと竹内さんの作品が好きなのでこの絵本を選びました。ダイナミックな描き方に魅了されました。擬音語が豊富なのも楽しくて良いと思いました。色もカラフルで素敵だなと思いました。沢山の野菜や果物が登場するので良かったです。四季を通じて土壌がどの様に変化していくのかも知る事が出来て良かったです。ますます自然に興味が湧く描き方が気に入りました。

    投稿日:2009/11/08

    参考になりました
    感謝
    0

16件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(16人)

絵本の評価(3.65)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット