最近下の子がハマっている工藤ノリコさんの作品。なかなか全部購入することは難しいので図書館で順番待ちしていたんですが、予約してから1カ月近く待ちました。
工藤ノリコさんの人気は私たちの住んでいる街でも、ウナギ登りのようです。
で、うちの子がページを開いて閉口一番。「なんで?お姉ちゃんだけお姉ちゃん?おかしくない?」ですって。
子どもって、すごいところに着眼するんですね〜。
私はそんなとこ少しも気になりませんでした。
ところで、ペンギン兄弟たちが列車を降りたとき、ペン君が切符を失くしてしまって、困ってるとき、拾ってくれたしんせつなアザラシ(?)のオジサンいましたよね?
絵本には、そのアザラシのおじさんのその後も描かれているの、気付いた方いますか?(まだ気づいていなかったら、ぜひ読み返してみてくださいね)
アザラシのおじさん、なんだかとってもえらいみたいで、次のページでは部下みたいな人たちに頭を下げられ、また次のページではリムジンに乗り込もうとしています。列車のたびは、社長の道楽?みたいな感じだったのでしょうか?
その他の乗客たちも、本篇のペンギン兄弟たちみたいに目立ちはしませんが、ちゃんとドラマの続きが描かれています。
工藤ノリコさんの絵本はそういう細かい芸が楽しみですね。
2,3歳の小さい子から、小学校の中学年まで楽しく読めると思います。
(もちろん、高学年のお子さんでも、私自身はお薦めしたいですが、
ここまで大きくなると、多少幼稚だと思う子もいるかもしれません)