2007年に第1刷発行なので平成ですが、
桜、街並み、子供たちの遊んでいる様子が
美しい日本語で表現されている懐かしさを感じる絵本です。
桜の蕾から満開までの表現はとても丁寧に細かいところまで
描かれています。
チャンバラごっこをしている男の子、紙芝居やさんなど
古きよき時代を感じさせられますね。
私は昭和33年生まれですが、
都会の団地育ちなので、話には聞いていても
この絵のような雰囲気ではありませんでした。
でも50代以上なら わかる懐かしさがあります。
孫がいる世代になってきて、
今の子供たちに伝えるのも良いと思いますし、
桜の季節の美しさ、人々と桜の様子を
感じ取るのに最適な絵本だと思いました。