恐竜が好きな息子が図書館で見つけた一冊です。
「だんごむしうみへいく」で松岡達英さんの絵本を読んだことがあるのですが、
こんな恐竜の絵本も手掛けているんだ!とちょっと驚きでした。
図鑑の内容は、ちょっと風変わりです。
写真は無くて絵だけの図鑑なのですが、下方が漫画スタイルになっていて、
男の子と女の子が2人で恐竜の世界を探検する内容になっています。
最初のページで入館料を支払っているところを見ると、博物館という設定なのでしょうか?
それにしては本当に恐竜の時代にいるようなリアルな体験のできる場所のようで、
こんな博物館が本当にあったら楽しいかなと思います。
(安全さえ保障してくれればの話ですが(笑))
けれど、漫画が含まれているからといってあなどるなかれ。
しっかりと恐竜の情報が含まれているので、読み応え十分です。
説明には漢字も多く使われているのですが、全てに振り仮名が振ってあるので、
6歳の息子も1人でパラパラと読んだりしていました。
恐竜が大好きな子ならきっと満足できると思います。
私はこの絵本で、爬虫類のうち、竜盤目(りゅうばんもく)と鳥盤目(ちょうばんもく)
に属するものを恐竜というということを知りました。
息子と一緒にいろんな恐竜の絵本を読みましたが、こういう説明を書いている絵本は
珍しいと思います。絵本とあなどるなかれ。本当に図鑑と呼べる1冊だと思います。