「いのちのまつり」の続編です。
何がつながっているのかといえば「へその緒」。
ある程度大きくなれば、“おへそ”という場所はおなかの中にいたときお母さんと「へその緒」でつながっていた名残なんだということを知ります。もしくは何となく「そうだったんだ」と気づいたり、感じたりするでしょう。
「へその緒」って、実はとてもとても大切な場所なんですよね。
そのことを小学生くらいの子どもにも見て分かる形で、とてもうまく描いてくれていました。
特に、夢の中で主人公がたくさんの人たち(ご先祖?)とへその緒で繋がっていて、その人たちが宇宙の星々のようにうじゃ〜っと描かれている場面は、感嘆しました。
見る方は簡単ですが、描かれる方はさぞかし大変だったと思います。
内容は分かりやすく、絵もはっきりとしていて見やすいです。
母になり、ますます「いのちのつながり」を大切に思えるようになりました。
ぜひ、たくさんの子どもたちに読んでもらいたい1冊です。