しろねこしろちゃん」 みんなの声

しろねこしろちゃん 作:森佐智子
絵:MAYA MAXX
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2002年04月
ISBN:9784834020427
評価スコア 4.65
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みんなの声 総数 51
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  • お父さんにあえてよかったね

    まっくろなお母さん猫の子供は黒猫が三匹としろねこしろちゃん。
    自分だけが真っ白なことがいやで、何とか黒くなろうとがんばります。
    お父さんに会いたいけど自分だけが白いのが恥ずかしく、家を抜け出します。でも自分のお父さんがまっしろな猫だとだと知り、とってもうれしいしろねこちゃんでした。

    自分だけが真っ白なことがいやで、白い毛をくろくしようとするしろねこちゃんは、とても健気だなと思いました。
    人間でも、いろんなことにコンプレックスを持っていますが、そんな気持ちを子供に教えてあげるのに良い本だと思いました。
    お父さんに会いたいのに、自分だけがほかの兄弟とは違うので会えない!!と逃げ出すしろねこちゃんもとてもかわいらしい。
    でも、自分だけがお父さん似の真っ白な毛だとわかり、きっと嬉しくて、誇らしげだったろうな。

    投稿日:2012/05/16

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  • お父さん似

    しろちゃんのママは、黒い猫。
    お兄ちゃん達も真っ黒なのに、しろちゃんだけ白い猫です。

    そのことに、コンプレックスを感じているようですね。
    真っ白で綺麗と思うのに、しろちゃんにとっては、綺麗かどうかよりも、みんなと同じになりたいという思いが、強いのだと思いました。

    外見にコンプレックスを持つことは、よくあることですが「あなたの容姿は、パパとママからつながっているものなんだよ」と、この絵本を読んで伝えたくなりました。

    投稿日:2011/11/11

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  • 猫好きのお子さんに

    うちは猫を飼っていて、娘も猫が大好きなので購入しました。猫の絵がとってもかわいらしいです。ただ「野良猫社会」が描かれているので、お父さん猫は子猫が生まれてからだいぶ成長して初めて会いに来るなど、現実の人間社会と違うと感じるかもしれません。そういう親子関係を無視して単純に絵を楽しんだりするにはとてもいいです。娘はまだ込み入った内容までは分からないので気に入って読んでいます。

    投稿日:2010/03/28

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  • 面白い展開

    この本、みにくいあひるの子のような作品かと思っていたら最後の結末がとっても面白かったです。しろねこちゃんはお父さんの血を引いたのですね。兄弟でもひとりひとり違っていて、パパ似、ママ似などがある人間と同じだなー、なんてほのぼのしく読みました。

    投稿日:2010/01/31

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  • かわいい

    自分だけ兄弟の中で体の色が白くっていやだったけどお父さんと一緒の色でとてもうれしかったしろちゃん、とてもかわいかったです。
    娘は何でも友達と一緒のがいいって言うときがあります。でもそれがしろちゃんのおとうさんみたいに何かのきっかけで自分の物のほうが好きになったり。そんなとき私はこの本を思い出します。自分も小さかったときこんなできごとあったな思い出しながら読みました。

    投稿日:2009/04/16

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  • 自慢のお父さんかな!

    しろちゃんにとって自慢のお父さんでしょうね。
    だって、自分とおんなじ、真っ白のお父さんなのですから。

    みんなと同じでありたいと思う気持ちは、少なからず、だれしも持っていますよね。
    しろちゃんはそんな気持ちを代弁しているかのようです。
    みんなと同じように黒くなりたいと、一生懸命。
    でも、お母さんはやっぱりきれいに真っ白にしちゃう。

    自分らしくとか、個性を大切にとかいう時代ではありますが、「みんなと同じでありたい」という気持ちもやはり大切なことなのかもしれません。それは、絆を強めたり、団結力にもつながるのかな。

    大人は深く考えさせられますが、子どもさんなら、素直に読み進めて
    「なんだぁ、お父さんと同じだったのかぁ!よかったよかった!!」
    と楽しく読める1冊だと思います。

    投稿日:2009/02/20

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  • 目と口

    目と口にとても力がある主人公の様子に魅せられてこの絵本を選びました。子供の気持ちをとても分かりやすく表現している作品だと思いました。お母さんに似ていてもお父さんに似ていてもどちらも素敵だと思うのですがやはり気になるのだなと思いました。私が好きなのはお父さんです。威厳があって力強くてとてもかっこいいなと思いました。内面から溢れる優しさも魅力的だと思いました。こんなお父さんだからこそ家族皆が尊敬して安心して暮らせるのだと思いました。お父さんの御蔭で主人公が幸せになってよかったなと思いました。

    投稿日:2008/09/29

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  • 違和感

    黒猫のお母さんから生れた4匹の猫たちですが、1匹だけ真っ白な猫のお話です。

    自分だけ白猫ということに違和感を感じるしろちゃんは、必死で体を黒くしようとしますが・・・現れたお父さんの毛の色にホッとします。

    黒く汚れたしろちゃんを、怒ることなく舐めて綺麗にしてあげようとする親心に感動しました。
    また、裏表紙の家族揃った笑顔がいいですね☆
    この絵本を通して、家族の温かさを感じる事が出来ると思いました。

    投稿日:2007/11/22

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  • ちょっとハラハラします

    黒猫母さんから生まれた子猫たちの中で
    一匹だけが真っ白です。そのわけは・・・。
    なんだか私もハラハラしながら読みました。
    娘も夢中で見ています。
    オチは、お父さんが白猫だったというものなのですが、
    横で聞いていた旦那は「やっぱりな」といい
    私は「実はホワイトタイガーだったとかかと思った」といいました。夫婦での思考パターンの違いでしょうか。
    だんなはいつも熟考して、現実的な人。
    私はというと、いつもキレ者風なのに
    変なところでヌケています(>.<)

    投稿日:2007/06/09

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  • よかったぁ〜

    一体しろちゃんどうなるの???
    って、可哀想・心配・不安になるんですが
    最後は本当に感動的でハッピーエンド!

    ハッピーエンドだと分かってからだと、しろちゃんが黒猫になるための努力のシーンも微笑ましく思えます。

    MAYAMAXXさんのシンプルで、だけどインパクトのあるイラストも、絵本のストーリーにぴったりですごく可愛いです。

    息子が、ボロボロになるまで何度も読んだ絵本の一冊です。

    投稿日:2007/05/10

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