最近は聞いてくれる子たちたちが、低年齢化していてストーリーのある『物語を聞く』というのが、結構難しいな。と感じます。
そこで、この頃年齢の幅が読めない公共の場所で読み聞かせに行くときは、出来るだけ聞き手が聞くだけじゃなくて、一緒に楽しんで感じてくれる作品を中心に本選びをするよう、心がけています。
この絵本は、行きつけ(?)の図書館の司書の方にお薦めしたいただきました。
作者はエリック・カールで、1つ1つの絵ははっきりとして見やすいし、色合いが明るく見ているだけでも楽しいです。
しかも邦訳が日本を代表する詩人《工藤直子》さんなので、ユニークかく、的確で口当たりのいい言葉で綴られています。
この作品はタイトル通り、頭からつま先までちょっとした動きを登場する動物の得意な動きに真似てやってみる内容なので、もちろん聞くだけでも楽しいですが、一緒に体を動かすと、もっと楽しそうです。
今、絵本を見ながら鏡で動きの練習中です。
子どもたちとこの作品を共有できたらいいなと、思っています。