図書館の子どもの本の会の特集が梅田俊作さんでした。
「ばあちゃんとなつやすみ」しか読んだことがないと思っていたのですが、挿絵を担当のものには「ラブ・ユー・フォーエバー」や「すっとんだちょうべい」もあることを知りました。
さて、この本、僕とお父さんのお留守番です。表紙からして僕とお父さんが羽目をはずしている感じが伝わってきます。
男同士で5日間過ごしたらどんな風な家になると想像するでしょう?
健気なことに最終日は二人でお片付けをしていました。
庭にビニールプールを出して露天風呂風、列車で一杯に見立てて押入の中で一杯とどれも楽しそうなんです。
息子にとても受けていたのは、お父さんは飲みすぎぼくも寝ぼけていてどちらがおねしょをしたかがわからないことでした。
絵の感じが古いという方もあり、あまり手にされることがない梅田さんの絵本らしいのですが、日の目を見ない本というを、俄然応援したくなる私なので、しぱらく、梅田俊作三昧をしてみようと思いました。
作・絵なので共著ということでしょうか、共著の絵本は躍動感がありエネルギーたっぷりの子どもの絵が多く、俊作さんだけの時は、優しい絵が多いようです。
でも、どちらもレモンイエローとコバルトブルーがお好きなのか色の感じは共通でした。
子どもの心の原風景となり得る日常の暖かさが感じられる絵本が多いように感じています。