よじはん よじはん」 みんなの声

よじはん よじはん 作:ユンソクチュン
絵:イヨンギョン
訳:かみや にじ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:2007年05月
ISBN:9784834021288
評価スコア 4.72
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みんなの声 総数 42
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42件見つかりました

  • お母さんの頼み

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子16歳

    韓国の絵本です。
    主人公の少女は、お母さんから、隣の店に時刻を聞いてくるよう頼まれたのです。
    「四時半」と教えてもらったものの、帰途には様々な誘惑があり、
    というエピソード。
    なるほど、幼児にはありそうなエピソードです。
    そこここに描かれた風景が、一昔前の韓国の田舎の情景で、
    その素朴さが魅力的です。
    独特の画風も見事にマッチしています。
    あとがきに、作品に込められたものの解説もありますから、
    そちらもぜひ、読んでほしいです。
    ラストのお母さんの微妙な表情、気になります。
    「四時半」と答えた娘をどんなふうに受け入れたのでしょうか?

    投稿日:2012/03/16

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  • 韓国の絵本にも関わらず懐かしい絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    韓国の1940年の作品。
    ただ、原詩が1940年ということで、絵は2004年に描かれたものであり、しかも1960年を想定して描いたとのこと。

    物語は、おかあさんから隣の店に行って「今、何時か聞いてきて」と頼まれた女の子が、店に入るシーンから始まります。
    店というのは、万屋。
    この万屋が、また、日本の昭和を感じさせるもので、懐かしい感じさえします。
    「よじはん」って教えられたので、家に直ぐ戻れば良いのですが、途中、誘惑が一杯。
    鶏がいたり、アリが行進していたり、トンボが飛んでいたりと道をドンドン外れてしまいます。
    仕舞いには、一面オシロイバナが咲いている場所に座り込んでしまいます。
    日が暮れて家に帰って、女の子は、おかあさんに「いま よじはん だって」というシーンが、爆笑もの。
    おかあさんの娘を見る眼差しが何とも言えません。

    それにしても、韓国語の表記のある看板と服装を除けば、日本の古き良き時代と見間違うばかりに似ています。
    大人は郷愁を覚え、子どもは親近感を覚える、そんな感じの絵本といったら良いでしょうか?

    文章が平易で、絵がとても可愛らしいので、幼稚園前位までの読み聞かせにピッタリの作品です。
    韓国の作品ではありますが、多くの方にオススメします。

    投稿日:2011/08/06

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  • 初めて!!

    今、韓流ブームが続いていますが、
    この絵本は、韓国の絵本です。
    初めて、韓国の絵本を読んでみたのですが、
    どこの国も昔から子どもがやることはかわらないん
    だなあと、心があったまりました。
    まだすべての家庭に時計がなかったころのお話
    なのですが、国も時代も関係のないことを感じ
    させてくれる絵本でした♪

    投稿日:2011/07/28

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  • こどもじかん

    普通の家に時計がなかった時代、
    お母さんに頼まれた女の子は、
    となりの店に時間を聞きに行くのですが、
    寄り道寄り道で、家に帰ったのは
    とっぷり日も暮れたころ…。

    この女の子にはまだ、時間の意味も概念も
    あまりないんだろうなって(笑)
    ただ、記号のように繰り返される
    「よじはんよじはん」のつぶやき。
    おつかいのことは、頭にありながらも、
    興味を引くものについ引き込まれてしまう気持ち。
    家に帰りついても、このズレにきづかず素直に
    「よじはんだって」と伝える姿。

    すべては、「こどもじかん」。
    いとおしく可愛いです。
    絵もかわいくて、懐かしくて、
    異国ムードも少し感じられて素敵です。
    「こどもじかん」真っ只中の娘には、
    この良さはイマイチ伝わりませんでした。
    きっと「普通」のことなんでしょうね(笑)

    投稿日:2011/01/15

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  • 可愛い

    天真爛漫な民族衣装を着た女の子がとっても可愛いです。

    隣のよろずやさんに時間を聞きに行った女の子が、「よじはん よじは

    ん」と、忘れないように繰り返して言ってるのがなんとも微笑ましかっ

    た絵本です。

    すぐ帰っておかあさんに時間を伝えてから、遊べばいいのにってやきも

    きしました。でも、女の子の時間を気にしない生活って一番幸せな時間

    の使い方のような気がしました。

    絵の色使いも嬉しくなりました。

    投稿日:2010/07/17

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  • かわいらしいおはなし

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子8歳、女の子6歳

    韓国の詩がベースになったお話です。

    小さなおんなのこがお母さんから「いま何時が隣に行って教えてもらってきて」と頼まれます。

    ちゃーんと裏のおじいちゃんのお宅に行って時間を聞いたおんなのこ。
    えらいえらい。

    そして・・・

    あらあら

    まあ、まあ、

    おんなのこの中にはゆったりとした時間が流れていて
    いえそもそも時間なんて概念はないようで

    読んでいるこちら側も 一緒にゆーらゆら
    とってもゆったりとした気持ちになれる 読み心地のいい絵本です。

    遊びも素朴で懐かしさもそそります。

    投稿日:2010/07/15

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  • ほっこりします♪

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子18歳

    ちょっと前の韓国のおはなしとのこと。
    その頃の説明を読んで、へぇ〜と勉強になります。

    女の子のなんともいえないあどけなさ。
    「よじはん よじはん」と言いながらも、楽しい寄り道。

    時間がこどもの頃のような流れに感じ、懐かしさと、今の自分の慌ただしい時間の流れを痛感しました。

    なんとなく、気持ちが穏やかになるような、ほっこりするような絵本です。

    投稿日:2009/11/29

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  • かわいい・・

    • ねーねーさん
    • 40代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子14歳、女の子13歳

    4年生の読み聞かせに使用した
    「短いけど面白いと思って持ってきたよ」と前置きしてからスタート

    文章が少ないので絵をたっぷり見て欲しいとページをめくるのも
    ゆっくりめ
    「あ〜付いてっちゃった・・」とか「おうち隣りなのに」とか
    声が聞こえる

    韓国の作家さんで絵が昭和の日本みたいな印象を受けたのは
    私だけではないはず
    細かいところまで丁寧に描かれた風景、家、家族
    大好きである

    幸せな時間が流れているなぁと感じられる絵本だ
    少しうらやましい

    投稿日:2009/11/11

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  • お母さんの表情に「ふふふ」

     1940年に原詩が書かれたものを、1960年代の韓国を念頭に置いて描かれたものだそうです。
     
     おとなりの雑貨屋さんまで、時間を聞きに行くおつかいを頼まれた女の子。
     忘れぬようにと「よじはん」を口ずさみつつの帰り道に…。

     好奇心いっぱのこの年頃、目にするものは皆興味深く楽しげに見えるんでしょうね。
     次から次へと面白いことを見つけて興じる女の子。
     時間を忘れて夢中になる様子が可愛らしいです。
     最後の時間の報告を受けたお母さんの表情に、息子は「ふふふ」でした。

     詩情あふれる、のどかな韓国の田舎の風景にこころ癒されました。

    投稿日:2009/10/14

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  • なんだかほっとするね。

    あとがきを見ると、これは、まだ普通の家には時計というものがなかった頃のお話だそうです。
    韓国のお話なので、家の感じも、登場人物がきている服も、日本のものとは趣きが違うのだけれど...
    それでも、なんか、なつかしさを思わせる風景です。
    全体的に漂うゆったりした時間の流れがいいです。
    小さな女の子が、自分の興味のおもむくままに一人のんびりお散歩。こんな風景は今見ることはできないでしょう。
    小さな子が育つ環境としては、申し分ないですね。なんだかほっとするね。

    投稿日:2009/09/12

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