幼い女の子が、お隣に時間をきいてきてと頼まれるんだけど…
ついつい寄り道をしてすっかり時間がたってしまうというこの絵本のあらすじを、ある程度知った上で読んだのですが、田舎でお隣がすごーく遠いのだとばかり思っていたら、あらら、ですね。
いろんなことに気をとられて、すっかり時間がたってしまったんだけど、女の子からしたら、ほんのわずかな寄り道としか感じていないかも?楽しい時間はすぐに過ぎますね。
ひとつ気になるのは、「ニナニー、ナニナー」という言葉。
韓国の言葉でハミングのようなもの?意味がわからないのです。
なぜここだけ訳されていないの?何か意味あってのことなんでしょうか?
本の紙がいいです。和紙のような上品さがあって、絵の色合いともあっていて、それもまた素敵です。子どもに触らせるなんてもったいないような…(もちろん、ちゃんと触らせてますよ♪)
娘は、この本を読んでから、時間を訊くのが好きになり、何度も「いまなんじ?」と言っています。