子供の時読んだ記憶は確かにあったのだけど
親になって読むのとは又違った感想を持ちました。
日本とアメリカが戦争をしていた時代
もし爆弾が動物園におちたら檻が壊れ動物達が
街へ逃げ大変なことになってしまうので
悲しいけど殺してしまうことになります。
でも賢い3頭の像達は毒の入った餌を食べないので
最後にとった手段が餌をやらないこと....。
ヨロヨロニなってる体なのに飼育係の人の前で
芸を披露しようとします。
もうこの時点で涙で読めなくなります。
我が子のように可愛がって育ててきた飼育係の人のつらさ、
実際自分の子供がお腹を空かせていたら親って気になるじゃないですか。
それなのに餓死していく姿を目の当たりにしないといけない現実....。
像達に戦争と言う大人の身勝手さの状況なぞこれっぽちも
わからないでしょうに。
ただただ、どうして餌をくれないんだろうってそれだけだったでしょうね。
きっと芸をしたらくれる。
何度読んでも泣いて泣いて。本当に悲しいお話です。
世界中の子供達に読んで欲しいなぁって痛感します。