ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
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17件見つかりました
年老いた壁画彫刻師と傷ついた一話の鳩の物語。舞台はヨーロッパかな?壁に彫刻をする年老いた男と、瀕死の鳩との出会いと別れのお話。ともすれば感傷的になりがちなお話だけど、絵がとてもユーモラスで暖かくて素敵。一応ハッピーエンドかな。
投稿日:2021/09/27
数か月前に読み、どんなお話だったかは あまり覚えていないのですが、 それでも、絵がとても印象に残っています。 特に職人気質で 甘ったるい愛情を示すわけではないけれど 世話をし、仕事に打ち込むアンジェロと 孤独なアンジェロに付き添うハト。 合間にアクロバティックな職人芸も見え、 子どもと一緒に驚き、 最後には少し悲しい結末でしたが でもハトのために残された愛ある作品には あたたかい気持ちにさせられました。
投稿日:2020/05/22
読み終えた後、息子がなんだか悲しい話だねと言いました。確かに、老いと死を扱った本なので、まだ死と言うものに実感がそれほど湧かない息子にはそう感じたのかもしれません。 私自身は、この本を読んでいる途中から、何故だかオーヘンリーの『最後の一葉』の話を思い出していました。どこがどうつながったのかは分りませんが... 孤独死に見えても、その人の人生がどんなだったかなんて本当は分らないものなんですね。そして、本当は孤独でなかったのかもしれない。少なくとも、この話の中では、アンジェロはその人生の最後の曲がり角?で、心から愛せるものに出会え、充実した死を迎えたんだなと思いました。 色々と考えさせられた本でした。そして、最後に涙があふれました。
投稿日:2012/09/05
アンジェロは職人。 ある日、一羽の鳩を助けます。 でも、けっして優しそうじゃないんですよね。 そこが、いかにも職人のおじいさんって感じでした。 アンジェロを見ていると、一つの仕事に打ち込んで成し遂げることの素晴らしさを感じました。 死という悲しい別れがやってきますが、確実に残したことがあるんですね。
投稿日:2012/03/24
壁塗り職人のアンジェロは仕事の邪魔になるからと、ハトをきらっていました。けれど、弱ったハトを看病することに。そこから生まれた固い友情のお話です。 アンジェロが逆さまになって、壁の修理をしている場面を、子どもは気にいっていました。 古い建物の価値を、町のみんなが共有しているのがいいな、と思いました。だからアンジェロが残した「巣」の、すばらしさがわかるのでしょう。100年後の職人は、アンジェロの巣を、どんなふうに見るのかな、と思いました。
投稿日:2011/08/19
年老いた壁塗り職人と弱ったハトの物語。 壁塗り職人のアンジェロが仕事をする教会の屋根から見渡したイタリアの風景、見下ろした町の後継、ハトのシルビアが見上げた町並み、描かれている絵のアングルに他の絵本にない素晴らしさを感じました。 そして、アンジェロの心弱った姿と、ハトに向ける優しさに、老いと自分の人生の最後を見つめる姿を見事に表現しています。 若いころの自分だったら、仕事に厄介者だったはずのハト。 見向きもしなかったハトへの思いやりは、アンジェロの熟成、人生への悟りを表現しています。 弱って自分に委ねられたハトの命を見捨てることのできなくなったアンジェロ。 アンジェロは仕事としての教会の壁塗りだけではなく、天使、神像の修復をしながら信心を深め、自分の死への思いを深めていくのです。 シルビアと心を通い合わせるようになったアンジェロ。 自分の死を悟ったアンジェロは、シルビアに素晴らしい贈り物をして息をひきとります。 著者のデビット・マコーレーは、デザイン学校で建築デザインを学び、『カテドラル』、『ピラミッド』、『キャッスル』など、建築画に関する本が多いようです。 略歴を知ってナットク。 物語だけではなく、絵の素晴らしさは見てみないとわからないですね。
投稿日:2011/05/20
壁塗り職人アンジェロは、あるとき鳩の看護をします。良くなった鳩はアンジェロに恩を感じるのか、お手伝いするように、、、。でも、どんどんアンジェロは加齢で弱っていくのが寂しいです。スピードを落とすことで弱っていることを直接書かずに想像させる手法はすごい。そして、最後に死ぬ前に残したプレゼント、、、、。 プレゼントの鳥の巣を見て、本当に感動で泣けます。名づけて育てた鳩のための最後の贈り物は本当に素晴らしい。 ちょっと文章やページが長いので3歳にはちょっと早かったです。5歳くらいからが良いのでは?、、、いずれにしろちょっと悲しく切なくなる感動作です。ヨーロッパのとくにイタリアっぽい雰囲気があって、物悲しい。名前のとおり、天使の素敵な彫刻を残して去りましたね。
投稿日:2011/04/13
建築デザインを学んだ方らしい、その技術の凝縮された精緻な作品だと思います。 舞台はイタリア。 古い教会のかべの塗りかえ職人アンジェロ。 年老いてはいるが、大好きな自分の仕事に一生を捧げてきた。 ある日、いつも作業の邪魔になるハトを一羽見つけた。 だがそのハトは、傷ついていた。 孤独な一人暮らしの家に心ならずも連れ帰り、ハトを手当し、やがてアンジェロとハトの間に、言葉を介さない友情が生まれ…。 足場を組んだ教会や休日に訪れる遺跡、そして他の建物の描写を見て、『カテドラル』−最も美しい大聖堂のできるまで−等の、素晴らしい作品を思い出します。(1991年『Black and White』で、コールデコット賞金賞を受賞) アンジェロという主人公の命名も、ミケランジェロを想起させられました。 傷ついたハト(シルビア)が横たわるベッドのページで、、息子は「すご〜い。」と感嘆の声をあげていました。 終盤、年老いて行くアンジェロを見守るシルビアと、自分亡き後のシルビアを心配するアンジェロの姿に熱いものがこみ上げてきます。 教会と調和したシルビアの新しい家は、アンジェロの残したあたたかい最後の芸術だと思いました。 小学校中学年頃から、一人で読み楽しめる作品だと思います。
投稿日:2009/10/04
仕事の邪魔になるハトが嫌いだった壁ぬり職人アンジェロは、 ある日弱ったハトを見つけます。 帰りに捨てていくつもりだったのに、とうとう家まで運んでしまい、 ベッドまで作り看病をすることに… 年をとり仕事が段々辛くなるアンジェロとそれを心配そうに見守る ハトのシルビア。 また死期が迫る中、最後の最後までシルビアを気遣うアンジェロ。 読んでいて徐々に涙腺がゆるんできてしまいました。 交流=メールでつながっている事!!面と向かって気持ちを伝える どころか電話すらNG!! こんな風潮が横行していますが、心と心でつながりあうような こんな体験ができれば、世の中もう少し柔らかい空気がながれるんじゃ ないでしょうか。 でも、なかなかシルビアのような動物になんか出会えるもんじゃ ありません。 だからこそ、いたわりあうとはこんな気持ちという疑似体験を 本を通して存分に味わって欲しいです。 ユーモアとペーソスがふんだんに盛り込まれた挿絵も素敵です。
投稿日:2009/09/19
この絵本は、普通の人の、日々のささやかな出来事に 誠実に生きた人を描いているのではないかと思いました。 きっと、私たちの生活にもそのような視点はあるのではと、 ふと考えさせられます。 というのが、読み聞かせた私の感想ですが、 娘は単純に、アンジェロとハトとの交流をファンタジーのように 楽しんでいたようです。 できれば、この物語をもう少し大きくなって読み返した時に、 さらに深いところで感銘を受けてくれたらいいなと思っています。 このように、年月を経てまた読み返す魅力のある絵本は すばらしいと思います。
投稿日:2009/05/15
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