ママとこの町に引っ越してきたレオン。
パパは軍隊で遠くに行ってしまい、ママも忙しい。
この本の中には、家族の姿がなく、いつも1人ぼっちで家にいるレオンの姿ばかりです。
そんな孤独なレオンだから出来たのでしょう、ボブという誰にも見えない友達が...
自分にだけ感じられるもの、空想の世界でのことって、誰にでも、特に子供時代には、誰しもが経験することだとは思うけど、ちょっとせつない気持ちで読みました。
でも、最後に友達が出来てよかった。
こういう気持ちは、小学校に、しかも、低学年ではわからないかな。
6歳の息子は、
「どれがボブなの?お母さん?」
と、終始、不思議顔でした。
幼児にはむずかしすぎるお話であることは確かです。