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みしのたくかにと」 みんなの声

みしのたくかにと 作:松岡 享子
絵:大社 玲子
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1988年
ISBN:9784772101493
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 28
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28件見つかりました

  • 松岡享子さんのおはなしです

    始めタイトルを見て? でもすぐにわかりました  とにかくたのしみ
    そう 右から読めばいいんですね(ここが 松岡さんの遊び心ですね〜)

     
    ふとっちょのおばさんが ふくよかで おおらかで いいな〜
    戸棚から見付けた 黒い小さなたね 近所の人は あさがお すいかとそれぞれ教えてくれますが・・・・ 
    なんと かぼちゃだったのです
    たてふだがいい 「あさがおかもしれない すいかかもしれない とにかくたのしみ」
    こんなふうに おおらかなおばさんは なんだか 松岡享子さんのようで・・・

    お城に住む王子様は おばさんの かぼちゃにであって よかったね!

    こどもは 子供の中で育つのが一番 こんな事をお話を読んで思いました
    それにしても 王子さまは子供たちの中で木登り 良い笑顔です

    オチで おばさんは 王子さまは きっとしょうらい りっぱな王様になるにちがいない。
    おばさんは、学ぶとは 勉強だけでなくて 遊んだり いろんな経験の中からみにつけるものだよと 教えてくれました

    おもしろいお話です 子供たちにも 大人にもよんでほしいな〜と思いました!

    大社玲子さんの挿絵もいいな〜  

    投稿日:2012/01/06

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  • 最後にうるっとしちゃいました

    「みしのたくかにと」。
    長女がこの本を手にしたとき、「ママ『みし』ってなに?『たくかに』ってどういう意味?」と聞いてきました。ん?と私も答えることができません。長女はその意味に気づくと「あっ」と嬉しそうな顔をし、すぐに本の世界へ入り込んでいきました。

    子育て中のママは、きっとこのおばさんのようになりたいと思うのではないかと思います。
    私は「それにしても、あのたねをまいて、ほんとうによかった」というおばさんの最後の言葉を読んで、思わずうるっとしてしまいました。

    投稿日:2011/10/29

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  • ふとっちょおばさんのように

    アサガオのタネかな、スイカのタネかな、とのかくたのしみ。
    タイトルを見て「何のこっちゃ」と思っていた自分ですが、アサガオのタネとスイカのタネの違いくらい解るだろうなどと思うようでは、この話には入っていけないのです。
    丸ごと受け止めてしまう太っちょおばさんのゆったり感は素晴らしいのです。

    勉強漬けで、他の子どもたちと友だちになれない王子様がいました。
    これほど勉強を強いられたらいやにもなります。
    右から読むか、左から読むか、逆さだということぐらい解るだろう。
    そう思ったら、この話の意味が失われます。
    視野が狭くなるほど、ストレスがかなりたまっているんだよな〜。

    この王子様と太っちょおばさんの出会いが素晴らしいのです。
    太っちょおばさんは子どもたちにとって、とても大事なことを教えてくれました。

    理屈っぽく読んではいけないのです。
    「るなにめたくかにと」な本でした。

    投稿日:2011/07/08

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  •  タイトルに?
     絵も異国の作品ぽいなと思っていました。

     作者が日本の方なのでできたお話かな?
     楽しいストーリーでした。
     一人読みのできるお子さん向けかな?
     でも、子育て真っ最中の大人の方に私は薦めたい。

     お話に登場する王子様が、どこの家庭でも王子様のように大人目線で大切にされている子どもたちのようにも思えてしまいました。
     王様も御后様もそれはそれは王子様を愛していらっしゃるのだろうけれど、日々すくすくと伸びる子どもにとって自ら伸びる力をはからずも大人が摘み取っている事が多いのかもと、ふか〜く反省せられました。

     息子は、主人公のおばさんが三つのかぼちゃを進上し、お料理の食べ方を説明するくだりが気に入っていました。

     ラストのどれが王子様か解らない子どもたちが伸び伸び遊んでいる絵が好きです。

    投稿日:2011/05/19

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  • 文章が縦書きなのね

    • ぷりこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子8歳、男の子3歳

    タイトルの面白さに、気になっていた一冊です!

    ふとっちょおばさんが表紙の、謎のタイトル絵本…。
    どんな内容かと、気になり中身をみると、
    なんだか違和感が…とよく見てみたら、この本は縦書きでした。
    最近子どもに読んでいる絵本は、横書きが多かったので、何となく気になりましたが、読んでいるうちに絵本に引き込まれて、気にならなくなりました。

    内容は、王子さまの具合が悪い原因を、一発で当ててしまうふとっちょおばさん。素晴らしいなあと思いました。きっとふとっちょおばさんも沢山の子どもがいて、子育てのベテランなんだと思います。料理上手なところも魅力的!

    難しい育児書を読むよりも、この本を読んで子育てした方が、子どもたちはのびのびと育つかも知れないと思いました。

    タイトルの謎も解けて、スッキリしました!

    8歳になったばかりの娘は、面白そうと言って、あっという間に読んでしまいました。

    子どもだけでなく、大人(子育て中のパパママ)にも読んでもらいたい一冊です。

    投稿日:2010/03/30

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  • 学級文庫に入れてあげたい

    前から読みたいと思っていた本です。

    読みながら「みにくいおひめさま」に共通するところがあるなあと思いました。

    王子様の生活を垣間見ながら、今の子どもたちも王子様のようになっているところがあるかもしれないと思いました。

    「心に緑の種をまく」という渡辺茂男さんの著書を読んだ時も思いましたが、子育ては植物の栽培に似たところがありますよね。

    大人がすることは環境を整えることと見守ることです。

    幼児期に心に種をまいておくこと、子どもだけでなく大人にも読んでほ
    しい本だと思いました。

    学級文庫に本の寄贈を始めたのですが、入れてあげたい本です。

    投稿日:2010/02/02

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  • 太っちょのおばさんになりたい!

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    松岡さんのいいたいことがいっぱい詰まっているお話だと思います。

    太っちょのおばさんの存在は大きく、気付かせ方が、素晴らしい。
    なんと、機転が利き、その方法にはユーモアもあります。

    王子様とはいえ、子どもにとって大切なのは、どういうことなのか。
    身分の上の者に対して、年上だからといって、説教するわけにはいかないし(^^ゞ

    今の時代にも通じるものがあるのでは?
    お子さんといっしょに読む方の心も鷲掴みかも。

    投稿日:2009/09/13

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  • 外国の童話のよう

    図書館でこの本を見かけたとき、一瞬意味がわからず???となり、しばらく考えて「あぁ!」と気づきました。
    逆さ言葉が重要なポイントになっているお話です。

    主役の王子様。お城に閉じ込められて、勉強・勉強・勉強の毎日。
    なんだか、現代を風刺しているかのような設定に思えます。
    だんだん元気をなくしていく王子様が散歩の途中で見かけて、どうしても欲しがったもの、「みしのたくかにと」とは??

    「みしのたくかにと」を育てていた、おばさん。
    王子様には何が必要かを誰よりわかっていたんですね。
    子どもの教育って、勉強を詰め込むだけじゃないってこと。
    もちろんわかっていたつもりだけれど、わが身を振り返ってしまいました。

    王子様、お城などの設定もうまくはまっていて外国の雰囲気をただよわせていたので、てっきり翻訳モノの童話だと思っていましたが、松岡享子さんが書かれた本だったんですね。

    絵本というにはちょっと長いですが、挿絵もたっぷりなので、童話を読み始めるころのお子さんにお勧めです。

    投稿日:2009/07/27

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  • 自由である幸せ

    あまりに意味のなさそうな題名ですが、普段の読み聞かせでも題名を反対から読んでみたりするので、息子はいつものジョークだと一度は聞き流しました。背表紙も見て、これが本当の題名だと理解すると、「本当に?」と目を丸くして嬉しそうな顔をしました。
    お話しの冒頭は「ぐりとぐら」のようなメルヘンを思わせる展開で、主人公の王子が“みしのたくかにと”を魔法の言葉だと思うあたりからファンタジーへ変貌するのかなと予想しましたが、実際は、ふとっちょおばさんが、魔法ではなく機転を利かせて、可哀想な王子を子供(人間)らしく暮らせるようにしてあげるというハッピーストーリー。読み終わったあと清々しさを感じました。
    息子には少し長いなので、二日に分けて読みました。逆さ言葉も何度か出てくるとついには暗記してしまって、何度も口に出していました。
    僕は、お話しの中のお国柄や時代背景は違えど、現代でも有りそうな物語に感じました。息子には(庶民の子供のように)自由に遊ばせてやりたいと願っていますから、カエルやバッタ採りに明け暮れた今日一日が、とても有意義で幸せに感じられた、そんな作品です。

    投稿日:2009/07/14

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  • あぁ、逆さ言葉なんだ〜。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    「何これ、面白そう〜」と、手にしたのが中2の娘で、読み始めてすぐに「あぁ、逆さ言葉なんだ」と気付きました。
    (先に手にした娘が気付いたことで、隣にいた私も「へぇ、そういう話なんだ」と気付きました。ただ松岡さんのお話だというだけで、図書館で借りてきたので…)
    実は「みしのたくかにと」は、ただの逆さ言葉ではなくて、ちょっとした魔法の呪文のような、不思議な言葉なんです。

    どこかの国のに日本語訳なのかと思ったら、松岡さんの原作と知って、びっくりしました。
    「絵本」にしてはちょっと文が多いし、「童話」とか「児童書」に分類してしまうと、ちょっと絵の多い本ですが、最近はこのくらいの配分の子ども向けの本も多くなりましたね。
    ただ、本書が最初に世に出たのは1972年と、かなり前のことで、当時の子ども向けの本を考えると、最先端をいっていたのではないでしょうか?

    気づいてしまえば、そして慣れてしまえば、どうということのない逆さ文字なのですが、これを読み語ってあげるには、ちょっと努力が必要です。
    大社玲子さんのイラストもとても素敵で、お話のイメージに合っていました。
    特に一番最後のページの「いましお」の絵が私は好きです。
    字が多く少し長いお話なので、小さいお子さんに読んであげるときはたっぷり時間をとって、ゆっくり語ってあげてほしいと思います。
    読んであげるなら、幼稚園くらいから、1人読みなら小学校の中学年くらいからがいいかな、と思いました。

    投稿日:2009/06/16

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