このシリーズは娘が小さい頃からずっと慣れ親しんできた、娘の成長と共にあるような絵本です。
この「ひっこし」はシリーズの舞台ともなる、木の根元の穴を利用した家に、ねずみたちが引っ越しする、14ひきシリーズの元ともなる絵本です。
いわむらかずおさんの絵は温かくて、いつ見ても癒されますね。
1ページに対する文章の割合はとても少ないのですが、ぱーっと読んでしまわず、1ページ1ページゆっくりと眺めながら読んでいます。
竹を切って並べて2階を作ったり、川から水をひいて水道にしたりと、家族みんなで協力して自分たちの住む場所を作っていく様子は、とてもほのぼのとしていて、家族の温かみに溢れています。
シリーズでお勧めの絵本です。