とにかく、かがくいさんの絵がとても好きです。大ファンです。色の使い方も好きです。以前”おもちにきもち”という本も読みました。共通しているのは題材がとてもユニークということ。ストーリーが面白い!ということです。この絵の画材は専門家ではないので分らないですが、この画質もとても独特で大好きです。一番好きなシーンは雨雲を作るシーンです。圧巻です。きゅうすが一番愛らしいです。急須はお湯を沸かすというよりも沸かしたお湯を入れるもの。というのが私のこれまでの認識でした。でも、このかがくいさんの絵本で感覚が変わりました。”もっとだして”の時に頑張りすぎて皆真っ赤なところが真剣さを感じました。ジョウロとポットの足が片方ずつ上がっているのにも努力しているのを感じます。河童と蛙にぽつんと雨が当たるシーンがとてもいいです。雨が当たる瞬間の“あっれ?!雨だ!”という驚いた感じがとても如実に表現されていると思います。ヤカン達のお茶会も微笑ましいです。一仕事した後のお茶会は最高に楽しめるのではないか。と思いました。