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急行「北極号」」 みんなの声

急行「北極号」 作・絵:クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2003年11月
ISBN:9784751519998
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 88
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88件見つかりました

  • 鈴の音をいつまでも

    • クマトラさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    クリスマスの夜に、汽車に乗って、
    暗い森、高い山、氷の砂漠を抜けて北極点へ。
    雪が舞い散る中にあっても、窓の明かりやこびとに囲まれた
    サンタクロースにぬくもりを感じるのは、忘れていた幼い日の
    好奇心や冒険心の情熱の記憶とが重なるからでしょうか。
    「クリスマスプレゼント第一号!」の声で子供の頃大事にしていた物、
    夢中になった遊びも思い出しました。
    経験によって作られた今があっても、一度手元を離れても届いた
    銀の鈴音が、忘れてはいけない純粋さを再認識させてくれました。

    投稿日:2010/02/24

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  • 急行「北極号」いつまでも乗っていたい

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪9歳

     わたしも子供のころクリスマスの夜に急行「北極号」に乗ったのかもしれない。ただ大人になって夢かうつつかわからない急行「北極号」の出来事を忘れることにしたのかもしれない…主人公の男の子が大きくなっても鈴は聞こえるけど、他の人が、妹のサラでさえも聞こえなくなったように。

     雪の中に走る黒い機関車「北極号」、外の寒さと対称的な温かそうな中の様子、森を行く狼の群れ、子供たちを出迎えるこびととサンタ、そして帰りのようす、読んでいて懐かしいような、過ぎてしまった子供時代を思い出してあの頃に帰りたい気分にさせます。 
     
     オールズバーグの絵と文もいいし村上春樹の訳もいいのでしょう。わたしもこの急行「北極号」いつまでも乗っていたいです。

    投稿日:2010/01/16

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  • 濃厚なファンタジー

    オールズバーグの絵は、シャープさとは対極にある画法で味わいがある。
    写真でいうと、「眠い写真」とでもいうのだろうか、デジタル写真では作り出せない、単焦点で少し甘いフォーカスで作り上げる、昔懐かしい写真の世界。
    それだけに、言葉に出せない味わいがあるのである。
    そして、物語も少し濃厚な熟成タイプ。決してクリアなドライさではない。
    自分はワインのような絵本だと思う。

    この物語は、クリスマスにピッタリの絵本ではある。
    しかし、ストーリーと絵が微妙にずれているのはなぜだろう。
    とてもハイグレードな味わいである。
    そして、最後の鈴だけがやけにはっきり見えている。
    子どもの心に響く鈴。大人には聞こえない音。

    そうなのです。クリスマスは子どもの心でこそ幻想的で神秘的。
    サンタクロースの住む北極点にまで行けてしまう。
    この本は、少し赤みのある灯火の下でじっくりと読み聞かせるのに向いているような気がします。

    投稿日:2009/12/25

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  • いつまでも忘れたくない気持ち

    • はやつぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳、女の子5歳

    ポーラエクスプレスという映画はご存知でしょうか?
    映画にとっても忠実な絵本です。
    映画のほうが冒険も長く多くなっていますが、この本の伝えたいことは映画も本も変わらず、ちゃんと見た人には伝わってくると思います。
    内容は、クリスマスのサンタクロースを心から信じることが出来なくなった少年がクリスマスの深夜に家の前にやってきた「北極号」という汽車に乗り込みサンタクロースに逢ってきます。
    信じることの大事さ、仲間の大事さ、クリスマスの奇跡を感じます。
    ドキドキワクワクで思わずのめり込んで読んでしまいます。
    クリスマスのこの時期に最適!!
    小学校低学年から楽しく読めると思います。

    投稿日:2009/11/30

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  • 絵本のすばらしさを、再認識する瞬間です

     蒸気機関車のキャラクターに夢中になっている時期に購入しました。
     でも、内容を見て、読むのを待ちました。
     もう少しお兄ちゃんになってからにしようと。
     そして、サンタクロースの存在に???の9歳に読みました。
     イヴの夜どこの家でも、
     『サンタが家に来るのを見てやろう』と,
     こどもたちは徹夜を決め込むのでしょうが、
     気づけば朝というパターンではないでしょうか。
     サンタクロースのの存在を友人と議論し始める年頃の主人公の男の子は、
     イヴの夜、家の前に蒸気機関車が止まり、それに乗って…。

     フランシス・ファーセラス・チャーチ「サンタクロースはいるんだ」ニューヨーク・サン誌掲載の社説(1897年)、あるいは『オハロンの手紙』を思い出しました。


     北極点の街のページで、声を無くして見つめていた息子。
     絵本のすばらしさを、再認識する瞬間です。
     鈴が届けられ、「うそ〜、いや〜よかったな〜」とニコニコ。
     まだサンタクロースを信じていたい我が息子は、妹のサラが 鈴の音が聞こえなくなったことを、「ちょっとさみしいね。」と、一言。
     11歳になった今年も彼は読むと思います。

     村上春樹さんの訳が、柔らかく優しい語りで、胸にしみ込んできます。
     息子から、孫へと手渡してもらいたい一冊です。
     大人の方にもこの季節お薦めの一冊です。

    投稿日:2009/11/15

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  • 信じる心を持ち続けて

     86年のコルデコット賞受賞作品。図書館や書店でも何度も目にしていましたが、大人っぽい絵と小さな文字のせいか、まだ娘にはちょっと早いかな?と思い込み、なかなか読むまでには至りませんでした。でも、原書はとてもわかりやすくリズミカルな文章で書かれていて、絵の魔法と共に、すぐにこの幻想的な世界へと入っていくことができました。

     北極については、まだ、氷や雪くらいしか知らない娘。“North Pole”ってどんなところなんだろう?と、期待が高まっていくのが伝わってきました。北極号がどんどんスピードを上げて、高い山々を登っていくと、「新幹線よりも速い?」と、さらにわくわく。そして、
    “Who receives the first gift?” 「クリスマスプレゼントの第一号」に選ばれるのは誰かと、みんながドキドキしながら待っている横で、”Me! Me!”と、連呼していました! 「お話の中では、違うんだけど、本当は、Jが選ばれるんだよね!」とも。

     男の子がサンタクロースからもらった銀の鈴をなくしてしまったときには、本当にうなだれてしまっていましたが、クリスマスの朝、小さな包みの中にそれを見つけた瞬間、娘の目もまた鈴のように輝きました。

     お父さんとお母さんには聞こえない鈴の音。「どうして聞こえないの?」と、不思議そうに聞きながら、即座に「大きくなりたくない! 絶対に大きくならない!」と、断言していました。そして、読み終えると同時に、ガラスの呼び鈴を持ってきて、ちりりーんと鳴らし、「ママ、聞こえる?」と聞いてきた娘が、とても愛しく思えました。

     最後の一文、“・・・the bell still rings for me as it does for all who truly believe.”「心から信じていれば」の言葉が、心に深く響きますね。普段から、いろんな場面で、「信じる心が大切なんだよ」と教えているので、きっと娘もこの意味を心で受け止めてくれただろうな、と思います。

    【事務局注:このレビューは、洋書版「The Polar Express」に寄せられたものです。】

    投稿日:2009/08/29

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  • サンタを待つ子供たちへ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    ちょっと時期はずれなのですが、最近オールズバーグ作品にハマっていて、この絵本の評価が高かったので読んでみました。
    クリスマスのお話なのですが、サンタからのプレゼントを待つ子供に是非読んであげたい作品だと感じました。
    2歳の娘にはまだちょっと早いから、次かその次のクリスマスのときかな・・・

    世界中のたくさんの子供たちが「北極号」に乗り、サンタの待つ北極点へと向かいます。
    幻想的で優しい絵が、すっかりとクリスマスモードにさせてくれました。
    子供たちがクリスマスをどれだけ楽しんでいるのか、よく伝わってきます。

    大人になると忘れてしまうことって、たくさんあると思います。
    この少年のように、子供の頃の気持ちを思い出させてくれる宝物があるって素敵だなと感じました。

    投稿日:2009/04/04

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  • むかしは....

     娘を持つ私は、きっと手にする事のなっか絵本たったと思います。
    本屋さんでおすすめの絵本になっていたので、手に取りました。
    絵がCGのように素敵でお話に取り込まれました。

    少年が、汽車に乗り込む絵本です。

    サンタの町に付いた汽車そこで待っていたのは....

    少年はサンタさんからプレゼントをもらいました、

    そのプレゼントをお家の大人達は.....


    子供の頃の素直な気持ちを持っていた頃は、
    誰もが見えたり聴こえたかもしれない事が

      今は....

    とっても寂しい事です。

    娘には子供の時に、色んな経験をしてもらいたい物です。

    クリスマスにおすすめです。

    投稿日:2009/03/21

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  • 交信し続けていれば

    評判の良いクリスマス絵本なので読んでみたいと思っていました。

    「心から信じていれば」という言葉が胸に響きます。誰の心の中にも子どもの頃の心があり、それを忘れたり、交信し続けていれば、子どもの時の気持ちは忘れないのではないかと思います。

    幻想的な絵とお話。映画を見ているような気分になりました。

    投稿日:2008/12/18

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  • いつまでも子供の心

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    クリスマスイヴのお話ですが、子供のころの純粋な、人を疑わない心を持ち続けることの大切さを、語りかけてくるそんな優しい気持ちにしてくれる絵本ですね
    イラストも光が効果的に表現されていて、見ているものを魅了します
    日々の忙しさに振り回されてしまいがちな時代にあっても、こうして1年に一度この時期に来た時に、癒されるのも良いものですね
    願わくは鈴の音は生涯聞こえる人間でありたいです

    投稿日:2009/01/14

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