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ギルガメシュ王のたたかい」 みんなの声

ギルガメシュ王のたたかい 作・絵:ルドミラ・ゼーマン
訳:松野 正子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:1994年
ISBN:9784001106190
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,501
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  • 驚きの展開

    ギルガメシュ王2作目です。

    前作から幸せな日々をおくっていたギルガメシュ王たちでしたが、突然、大切な友を奪われてしまいます。
    あまりに突然の展開で本当に戸惑うばかりでした。
    そして、壮大なラストへ!!というところで終了。とにかく続きが気になって仕方ないです。

    投稿日:2019/07/11

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  • 500年以上前の人類が作ったゲーム

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    ギルガメシュ王の2巻目です。
    後書きに作者からの説明が書いてあり、これを読むと、物語の世界がさらに理解できます。
    神話や伝説には、神の起こす様々な出来事が、人間には理解できない命令や意地悪な魔法を使うことがあります。
    こうした出来事のもとには、当時の人たちが巻き込まれた自然災害(火山の噴火や大洪水、地震など)だったのかもしれません。

    1巻に負けず劣らず、息をのむ内容になっていて、読み始めると、あっという間に読み終わってしまいました。
    小学生くらいのお子さんには、神々のことばは少しかたすぎて難しいかもしれませんが、
    ギルガメシュ王とエンキドゥの友情の深さは、十分伝わると思います。

    投稿日:2009/10/26

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  • 親友たちの死

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    やっと心を許せる友ができたギルガメシュ王に辛い別れがきます。
    大切な友が二人とも死んでしまいます。
    あまりにもあっけなく死んでしまうので、大人は惑ってしまいますね。

    しかし、最後は二人は姿を変えて王に寄り添ってくれています。
    続きがとても気になりますね。


    5000年も前にあったゲーム盤に興味があります。
    怪物フンババは火山だったと言われているそうです。
    古代の人々にとって火山は、怪物の仕業と思えたのでしょう。
    古代の暮らしぶりがわかります。

    神秘的な絵に魅せられました。

    投稿日:2009/05/11

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  • イシュタールのリベンジ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    メソポタミアのギルガメシュ叙事詩シリーズの第2作。
    原題は『THE REVENGE OF ISHTAR』、直訳は「イシュタールのリベンジ」、
    でも生々しいので「ギルガメシュのたたかい」の訳になったのでしょうか。
    前作でギルガメシュ王は、友人に感化されウルクの都を見事に治めています。
    そこに起こった悲劇。
    かくして怪物フンババを倒すべくの旅が始まります。
    ところが女神イシュタールの怒りを買い、親友も奪われ・・・。
    よくある冒険物語なのですが、その中に友情や勇気、忍耐、死への恐れなどが盛り込まれ、
    重厚な叙事詩の世界が再現されています。
    女神の手痛いリベンジを受けますが、誘惑に打ち勝つ態度に感銘を受けました。
    後半の死をテーマにした展開が古代の死生観を垣間見るようでした。
    叙事詩の再創造の作品ですが、史料に基づいて緻密に描かれているところに、
    とても価値があると思います。
    楔形文字に刻まれた古代のお話の世界を味わってほしいです。

    投稿日:2007/06/20

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