シリーズの中では一番読み深めるのが難しかったです。
テーマははっきりしているのに、場面ごとの奥の深さを感じたから。
7歳の息子は何度も何度も「これよんで!」と持ってきます。
何度も何度も読み返すたび、「あぁ、そうだったのか・・・。」
と、気づく奥の深さ。
2年生の息子は、学校の宿題読書感想文の本に、この1冊を選びました。私は、「ほかのティラノシリーズにしたらどう?」と促したのですが、やはりこれがいい!!と言ってききません。
☆優しい言葉でだますエンペラはひどい。でも、「ともだちになろう。」といって3匹に近づくティラノもウソをついている。エンペラと一緒じゃないか。
☆3匹に名前をつけたティラノ・・・。友達になりたいと思ったんじゃないかな。
☆言葉が通じるより、ぼくは心が通じる友達がいい。
ティラノと3匹は本当の友達。
というような感想をぎっしり書きました。
内容が、タイトルに結びつくまでには・・・まだまだです。
親子で何度も読み深めたいと思っています。