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きつねのでんわボックス」 みんなの声

きつねのでんわボックス 作:戸田 和代
絵:たかす かずみ
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1996年
ISBN:9784323020105
評価スコア 4.74
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みんなの声 総数 42
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42件見つかりました

  • 切ないです

    きつね親子がいて、元気に暮らしています。子供を生んだときにお父さん狐は死んだけど、親子二人で、、、でも、ある日、寒気がしている子狐が死んでしまいます。偶然見かけた男の子のおしりに尻尾がはえているような気がした母狐は毎日その子を見守ります。入院中のお母さんへの電話の内容を聞きながら。でもある日、電話ボックスが使えなくなり、母狐が男の子のために、やっと一度だけ、電話ボックスに化けられます。お母さんのふりをしてしゃべって、、、でもその子は引っ越すことが分かります。がっくりした母狐を今度は電話ボックスが光ってなぐさめます。

    最後は明るく終わりますが、もし自分の子がいなくなったら、、、と想像するだけで泣けそうになりました。すごく切ないお話です。人間には良いけど、母としてはつい狐に感情移入してしまったので寂しい気分です。狐にも新しい出会いがありますように。

    投稿日:2014/03/04

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  • 親子の愛情

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子11歳、女の子7歳

    母性を揺さぶられる絵本に久しぶりに出会いました。
    子を思う親の気持ちは、きっと動物も人間も一緒だと思います。
    深い愛に溢れた世界に存分に浸ることのできる絵本です。こども以上に親になった大人こそが、感動する一冊ではないでしょうか?

    投稿日:2013/01/05

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  • いいお話

    • ススワタリさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    本当に切なくて、いいお話です。
    息子を失くした母キツネが、病気のお母さんを気遣って毎日電話をかけに来る男の子を見守ります。感動して涙が出ます。
    でも、7歳の息子と4歳の娘にはまだ早かったようで・・・
    少し長めの絵本なのでもう少し大きくなってから読んだ方が母キツネの気持ちや男の子の気持ちが考えられて良かったかな、と思いました。

    投稿日:2011/03/24

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  • 切ないお話ですが、優しい余韻が残ります

    素晴らしい本です。涙が止まりませんでした。

    子を思う親の気持ち、親を慕う子の気持ち、そして親子の愛情に訪れる奇跡が描かれています。
    切なくて、切なくて涙が止まりませんでしたが、読み終わった後、心が温かくなりました。
    絵のタッチもほんわかしていて、優しい気持ちになれました。

    「ぼうやがうれしいと、かあさんはいつもうれしいの」
    そうですよね。子供が嬉しいと、親は嬉しいものです。
    それだけに、そんな可愛い子供を助けてあげられない無力さ…、親にとって、これほど辛いものはありません。
    泣き続けるお母さんぎつねの気持ちが伝わり、涙が止まりませんでした。

    ぼうやを亡くしたお母さんぎつねは、電話ボックスへやってくる男の子をみつけます。
    その男の子に亡くなった坊やを重ねてしまうお母さんぎつね。
    男の子は遠くの町で入院している母親と話がしたくて、毎日電話をしに、電話ボックスにやってくるのです。
    ある日、電話ボックスが故障してしまいます。お母さんとの電話を楽しみにしている男の子が悲しむと思いやったお母さんぎつねに奇跡が起こります。
    そして、そんなお母さんぎつねのために、壊れたはずの電話ボックスにも奇跡が…。

    子供を亡くした悲しみは簡単に癒えるものではないと思います。でも、泣いていてばかりいても、亡くなってしまったという事実を変えることはできません。
    そういった時、もうひとつの事実に目を向けてみませんか…と、この本は教えてくれます。
    子供が沢山プレゼントしてくれた楽しい思い出、温かな気持ち、そして抱きしめた時のぬくもりを…。

    最後に電話ボックスにともった灯りは、優しい余韻を残してくれました。

    何度でも読みたい本です。そして、多くのお母さんに読んで頂きたい本です。

    投稿日:2010/11/04

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  • 涙、涙…

    山奥には仲の良い狐の親子が住んでいましたが、ある日、子狐は死んでしまいます。涙で体が溶けてしまいそうなほど泣いた母狐は、ある夕暮れ、でんわボックスに小さな人間の男のがいるのを見付けます。男の子は、遠く離れたところに住んでいるお母さんに電話をかけていたのです。毎日電話をかけにやってくる男の子を見るのが、狐の楽しみになりました。ところがある日、でんわボックスが故障したとの張り紙があり…。
    心がとても温かくなる本です。私は母狐の子を思う気持ちに涙、涙で、最後を普通に読めませんでした。人間の男の子も、子狐もとても愛らしくて、これだけで泣けてきます。でも娘には微妙なお話だったようで、2回目以降、自ら読んでと言ってきません。母親と別れるという設定が、悲しくて嫌なのかも知れません。もう少し大きくなったら、また読んであげたいと思います。

    投稿日:2010/04/19

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  • せつなさからあたたかさへ

    • かるかさん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子10歳、男の子8歳、女の子5歳

    小学校2年の息子が自分で読むのにちょうどいい字の大きさ、長さの物語です。

    お母さんきつねと子ぎつねのとても温かいやりとり。
    こどもをおもいやるお母さんの様子がとても優しく描かれています。
    ある日、子ぎつねが死んでしまいます。
    悲しみの中、お母さんきつねは電話ボックスで人間の男の子に出会います。

    男の子に子ぎつねの姿を重ねるお母さんきつね。
    なんとも言えず胸に迫るものがあります。

    まだ「死」というものを実体験として感じていない息子ですが、何かを感じてくれたと思います。

    優しさ、悲しさ、温かさ、いろんな感情がこの一冊から感じられます。

    投稿日:2010/02/25

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  • 寝物語にどうでしょう?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    「いかにも、お涙ちょうだい」って、表紙絵からわかってしまう作品って、実はあまり好みではないんです。
    出来たら、絵本を読んだ後は楽しい気分になりたいから、楽しい話の方が好きなんです。
    この絵本を読み始めたとき、きつねの子どもが死んでしまうところまではちょっと展開が早いぞ。だったんですが、
    メインテーマである「電話ボックス」が出てきたあたりから、いつの間にか、絵本の物語に引き込まれてしまいました。
    読み終わった時は涙こそ出ませんでしたが、じ〜んとしてしまいました。(一応私も母親なので)

    たかすかずみさんのイラストがふわっと優しくて、イメージしやすくて、物語の中にスーと入っていけたような気がします。

    こういうお話はあまり大勢の場所で読むより、お母さんが寝物語としてお子さんたちに読んであげたらいいかな〜と、思います。
    読んであげるなら幼稚園くらいのお子さんから、小学校低学年くらいがいいかと思います。

    投稿日:2009/12/21

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  • 切なく温かいお話

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    優しい色合いの表紙に惹かれて読んでみました。
    親になって読むと、心が締め付けられるような切ないお話でした。

    子供を亡くした母きつねが、ふと出会った電話ボックスで毎日電話する男の子。
    だんだん男の子の家庭環境がわかり、ひそかに見守る母狐。
    ふんわりした絵とともに狐のお母さんの温かさ、優しさが伝わってきました。
    そっと見守る狐の姿にジーーーンとしました。

    児童書や絵本を読むとき「私も子供のときに読みたかった」と思うことが多いのですが
    このお話は、親のほうが気持ちがわかる本だと思います。

    投稿日:2009/11/05

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  • あまりにも、切ない。

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    「ぼうやがうれしいと、かあさんはいつもうれしいの。」
    きつねのおかあさんは、いつも優しくこぎつねを見守っていました。
    でも、きつねのぼうやは、病気で亡くなってしまい、かあさんぎつねが、ひそかに思いを寄せたのは、人間の男の子でした。
    病気のおかあさんに、毎日夕方に電話をかける男の子に、我が子の姿を見たのでした。
    親が、我が子を思う気持ちが、痛いほど伝わってきます。
    その気持ちで、不思議な力が出たり、助けられたりと、心が温かくなり、そして、最後にたどり着いた気持ちに、大泣きしてしまいました。
    涙なしでは読めない一冊です。読み終わると、心にポッと優しいあかりがともることでしょう。

    投稿日:2009/03/29

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  • とても切ないお話でした

    こぎつねを亡くしてしまった母さんぎつねの気持ちが、痛いほど伝わってきました。
    どんなにこぎつねのことを大切に想っていたか…。

    人間の男の子がでんわボックスでお母さんと交わす会話を聞きながら、自分もそれに合わせて会話をする母さんぎつねが、とても切なかったです。
    でんわボックスが故障して、男の子のことを心配した母さんぎつね。
    男の子のことを想うあまりにでんわボックスに変身し、今まで影から見ていた男の子と触れて、話して、すごく幸せな気持ちになったことでしょう。
    本を読んでいる間はずっと母さんぎつねがかわいそうで、涙がこぼれましたが、最後の最後に優しいでんわボックスに助けられて、良かった…と幸せな気持ちになり、それと同時にでんわボックスの優しさにまた涙しました。

    投稿日:2009/03/15

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