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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

きつねのでんわボックス」 みんなの声

きつねのでんわボックス 作:戸田 和代
絵:たかす かずみ
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1996年
ISBN:9784323020105
評価スコア 4.74
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みんなの声 総数 42
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42件見つかりました

  • もっと早く出会いたかった

    本屋さんで立ち読みしながら泣いてしまいました。何度読んでも泣ける絵本ですが、ただ単にお涙ものでなく文学性、創作性にも富んでいます。読み聞かせのつもりでしたがストーリーテーリングにもと思っています。買ってまだ一週間ですがもう全文暗記してしまいました。それほど私を夢中にさせ感動させてくれた母子愛の素敵な絵本です。

    投稿日:2007/07/12

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  • 淡い挿絵とせつないストーリー

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     子どもの感想として言葉にすると、
    「かわいそう・・」となるのでしょうが、
    親の感想を著そうとすると、一言ではとても・・・。
    最愛の子どもを、突然なくした悲しみ。
    助けてあげられなかった苦しみ。
    抱きしめる事のできない寂しさ・・・・。

    かあさんぎつねの思いを考えると、
    いたたまれない気持ちになります。
    ただ、男の子と出会ったことで、
    これから先、かあさんぎつねが、
    強く生きてくれる事を願います。

    淡い挿絵と切ないストーリーが心に沁みてきます。

    投稿日:2007/02/06

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  • ぼうやがうれしいとかあさんもうれしいの。

    • 茶ジロウさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子5歳、女の子3歳

     教育テレビの番組で朗読されているのを聴いて涙が止まらなくなりました。先日図書館で見つけて早速借りてきました。
     こぎつねを亡くした母さんぎつねが深い悲しみのなかで、ひとりの男の子に密かに思いを寄せます。きつねと電話ボックス・・何だか不釣合いのようにも思えるけれど、この不思議な電話ボックスは母子のやさしくて温かい愛に満ちています。だって魔法の電話ボックスなのですから。。。
     母さんきつねの「ぼうやがうれしいとかあさんはいつもうれしいの」という言葉に育児って本当に幸せな仕事なのかもしれないと思いました。
     きつねの心にそっと温かい火をともした電話ボックスの明かりは、きっと読んだ人すべてに温かい火をともすことでしょう。。 

    投稿日:2006/11/24

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  • 胸が痛くなります。こぎつねの死

    • ねこちんさん
    • 30代
    • せんせい
    • 岐阜県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    病気でこぎつねを亡くした母親ぎつねの視点から描かれた本。だんだん弱っていくこぎつねをみる母親の気持ちは人間と同じ、本当にかわいそうでかわいそうで、いつも泣きながら読むため、子供達はその場面が近づくと私のほうをチラッとみます。母親狐は人間の男の子にむすこを重ね合わせ、しばらく過ごします。その後こぎつねの死を乗り越えようとします。でも、本当は乗り越えることなんて難しいですよね?でも本当にかわいそうですので、特に息子さんのいる方はハンカチが必要です。

    投稿日:2006/10/12

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  • このお話に初めて出会ったのは、数年前。NHKの「おはなしのくに」でした。
    頬を伝う、滂沱の涙。
    きょとんとする幼子の前で、おいおいと、つっぷして泣いてしまいました。

    このお話、実に完成度が高いです。
    子供だけに読ませておくには、実に惜しい本です。
    きつねのお母さんが、こぎつねを愛している様は大変ほほえましく、
    この後に待っているこぎつねの死は、読んでいる方も、身をちぎられるような悲しみを感じます。
    彼女が感じる苦しみ。誰にも埋める事の出来ない心の穴。
    つらさを乗り越えようとするお母さんぎつねの姿には、
    それだけで心を揺さぶられます。

    そして、お母さんぎつねは人間の男の子に出会います。
    自分の子供と、こぎつねを重ね合わせる彼女。
    電話をかける男の子の言葉に、返事をしてしまうこのお母さんぎつねのところでは、何度読んでも泣けてしまいます。
    (ただ、残念ながら、この部分の理解が、うちの子供にはまだ難しかったようです)

    ああ、だめだ、また涙壺に入ってしまう、と思いながらも、
    この本を読むのに、涙無しではいられません。

    お話の最後はぜひ、この感動をまっすぐに味わっていただきたいので、ここではお話しませんが、
    期待を裏切らない、胸を打つすばらしい作品だと私は太鼓判を押したいです。
    最初はただ苦しく、苦かった涙が、最後には、温かい涙となっていることでしょう。

    ただ…読み聞かせの前には、必ず一度、目を通されることをおすすめします。
    でないと、わたしのように、大号泣してしまうかもしれませんから。

    投稿日:2006/09/11

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  • 悲しいお話でした。4歳の娘はまだ死んでしまうということがはっきり分かっていないし、死を扱う絵本はこれで2冊目だったので戸惑ってました。親である私は見入ってしまうお話でしたが娘にはまだ難しかったようで何度も質問してきました。
     きつねおやこの会話が素敵でした。私もよみながら娘がうれしいと私もうれしいよな〜とか思いながら読みました。
    この本を読んだら子供に優しくなれますよ。

    投稿日:2006/09/06

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  • 親が泣ける本

    • とっちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    6歳用に読みました。
    泣けますね。親が。
    子どもはどうかなぁ・・・。
    子どもを亡くした親の気持ちをわかれというのは、1年生にはちょっと無理があったかもしれません。
    でも、お母さんきつねの切ない気持ちを少しは感じることができたでしょう。
    絵もほんわかしていて、挿絵と文量も読んであげるにはとてもいいと思います。
    さすがに2歳は途中で飽きてしまってダメでしたね。(^^;

    投稿日:2006/06/08

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  • 泣ける本と話題になっていたので気になって、図書館で借りました。
    ホロリとするぐらいかなと思ってましたが、想像以上に切なくて切なくて、途中は文字が読めないぐらいに涙があふれてきました。何回みてもボロボロと泣いてしまいました。
    絵本でこんなに泣いてしまったのは初めてでした。
    その後、自分で購入しました。

    投稿日:2006/05/30

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  • いいお話でした

    • たまっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    悲しくて切ないお話しだけど最後でんわボックスのあかりのおかげで、おかあさんきつねが生きる希望を持つことができて本当によかったと思います。男の子のために故障したでんわボックスではかわいそうというおかあさんきつねの思いが通じてでんわボックスにばけることができた。そして、そのでんわを男の子がつかってそのぬくもりを体中で感じることができてお話しもできた。でも、男の子がお母さんのいる町に行ってしまうと知りとても悲しくなるおかあさんきつね。
    男の子が去った後もとの体にもどり故障したでんわボックスの中にはいる。つくはずもない明かりがついて受話器をにぎった。心のなかで子ぎつねとお話しすることができておかあさんきつねは気づくのです。子ぎつねはいつまでも私の心の中にいるって・・・。でんわボックスの明かりは、おかあさんきつねのためにでんわボックスが最後の力を振り絞ってつけた明かりだった。絵もとってもやさしい絵で本当感動しました。泣けましたね。

    投稿日:2003/05/15

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  • 切なくて、切なくて、心から泣けました

    • モペットさん
    • 20代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、男の子4歳

    娘が保育園の4歳児クラスになり、お昼寝前の読み聞かせが絵本から童話にかわったそうです。1冊を何日にも分けて読むのですが、この1年で読んでもらった本は約20冊。娘に「どの本が一番好き?」と聞くと、迷わず「きつねのでんわボックス」と答えが返ってきました。そんなわけで我が家の本棚にもこの作品が並ぶようになりました。
    大切なぼうやを亡くしたきつねのおかあさん。ある日、きつねは男の子に出会います。男の子は病気のお母さんに電話をするため、毎夕電話ボックスへやって来るのです。亡くしたぼうやと重ね合わせ、男の子を優しく見守るきつねのおかあさん。ところが、ある日、古くなったその電話は使えなくなって・・・
    かあさんぎつねのぼうやへの想い、男の子への想い、男の子のお母さんへの想い・・・ いろんな想いが詰まった作品です。こんなふうに心に響く作品は、感想を言葉にするのが難しいですね。本当に本当に素晴らしいお話です。
    4・5歳の子供たちには、ちょっと長いかなぁと思いつつ、最後までいっきに読んでしまいました。

    投稿日:2003/03/28

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