ないたあかおに」 みんなの声

ないたあかおに 作:浜田 廣介
絵:黒崎 義介
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,045
発行日:1987年
ISBN:9784577013526
評価スコア 4.69
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みんなの声 総数 31
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31件見つかりました

  • 切ないお話です

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子2歳

    こどもの頃、赤鬼と一緒に泣きました。
    村人ともお友達になりたかったけど、青鬼と別れたくなかったのに。どうして?
    こども心に切ないお話でした。
    娘にきかせたら、どう思うだろう?
    鬼というだけで怖がるかもしれませんが、読んでみたいと思います。

    投稿日:2008/02/08

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  • 本当は優しいんだね

    人間と仲良くしたかったあかおにを思って
    友達のあおくんが、わざと悪い鬼のふりを・・・

    小さな頃から知っているお話でしたが、大人に
    なってからこの絵本を手にして読むと
    あおくんの友達想いの優しさがとっても
    温かいお話だと、改めて思いました。

    本当は、あかおにもあおおにも心の優しい鬼。
    悪者なんかじゃないですね。

    鬼のお話は、日本らしく懐かしい
    感じがしました。
    やはり長い間、語り継がれるお話には
    魅力を感じるモノが多くあるんだなって
    実感するコトが出来た1冊でした。

    投稿日:2007/10/02

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  • 友情

    • ユナママさん
    • 20代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子5歳、女の子3歳、女の子1歳

    私は以前からとてもいい話だと知っていて、だんなも同じ事を言っていたので、古本屋で見つけて即買いました。
    赤鬼のために自分を犠牲にする青鬼。
    読み終わった後、『人間と仲良くなった時に青さんもいい鬼やって言ったらよかったのになー。』と言っていました。
    子供たちにはまだまだ、友達のために自分を犠牲にするなんて事は分からないと思います。  いつか、それでもいいと思えるくらいの友人ができるといいなと思いました。

    投稿日:2007/07/08

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  • やさしいあおおにに泣けました

    この本は大人になってから読んだ絵本です。
    人間と仲良くなりたいあかおにの為に、友達のあおおには自分が悪者になる計画をたてます。おかげであかおには人間と仲良くなれるのですが、それだけではなく・・・。
    やさしすぎるあおおにに涙が止まりませんでした。

    誰もが誰かのためにと思って行動することができたら、きっとこの世の中に戦争や犯罪などの悲しい出来事がなくなるのにと思いました。

    やさしい気持ちを考える機会を与えてくれた素敵な絵本です。

    投稿日:2007/07/06

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  • 絶対読ませたい1冊です。

    子どもの頃、そう1年生に読んだ本でした。それぞれを想う気持ちを感動と一緒に味わえるものです。その1年生の時に、部屋の隅で呼んで泣いたことを今でも覚えています。初めて、子どもに読み聞かせをしたとき、きょとんとしていましたが、何かを感じたようです。あかおに、あおおに、村人のそれぞれの気持ちを感じるのに少し時間がかかりました。だから、まだ、明らかなじーんとくるものはわからなかったみたです。

     でも、何度でもよんであげたい本です。そして、こんな友情の深さ、友情の表し方もしってほしいなあと感じます。

    投稿日:2007/06/13

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  • 何が本当の友情か

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    たくさんの人と仲良しになりたい赤オニ。
    そんな彼に協力しようと一役買って出た青オニ。
    人間と仲良くなれた代償は……?

    何が本当の友情か。ということを問いかける作品ですね。
    広く浅い関係か、狭く深い友情か。
    本当なら広く深く付き合えれば一番良いのだろうけれど、人間(オニも)そんなに器用には生きられませんから。

    自分の欲しかったものと手に入れたことで、すぐそばに居る大切な人を失ってしまった赤オニ。
    何かを求めて、その代わりに何かを失う。
    それがある種のルールです。(絶対ではないでしょうが)
    失ってから気が付いたのでは遅いんです。
    どこに行ってしまったのか、消えてしまったのかなんて分かるわけもないのだから。

    青オニの優しすぎる故の結末なんでしょうか。
    でも「友だち思い」と「優しい」は似て非なる言葉ですね。

    「がまくんとかえるくん」のような友情もあり。
    「赤オニと青オニ」のような友情もあり。
    どんな関係でどんな風に続いていくのかは、互い次第です。
    もし子供ができたら、友だちといる幸せと共に、失う恐さも知っておいてほしいなと、この絵本を読んで感じました。

    投稿日:2007/05/22

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  • 本当に大切なものは?

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子8歳、女の子6歳、女の子4歳

    青おにの、赤おにを思う気持ちが健気で切なくなってしまいます。
    変なたとえですが、美味しいと評判のお店が
    さらなる評判を望んでTV番組などに大々的に紹介され、
    新しいお客は増えたものの、常連客が離れていってしまう状況に
    どこか似ていると思ってしまいました。
    本当に大切なものは何なのか、見極める目を持っていないと
    後から気づいたのでは 取り返しがつきませんよね。

    作者の浜田廣介さんは、違う画家さんと組んで
    4冊ほど「ないた あかおに」を書かれていると思います。
    先に 浜田 廣介×梶山 俊夫バージョンを読みましたが、
    言い回しが古く、一文が長かったり カタカナ表記が多くて
    とても読みにくい印象がありました。
    こちらの作品のほうが短いし、表現的にも 比較的 読みやすいので
    後年 改良されたのかと思っていたら、こちらの初版は1965年。
    なんと、こちらのほうが古い作品なのですね。意外な感じです。
    イラストも、日本の名作らしい味わいがあって良いと思います。

    投稿日:2007/01/19

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  • 2歳児には、まだ早い?

     私自身が、初めて読んだときに、思わず泣いてしまった絵本です。
     古本屋で見つけ、現在2歳の娘にも、いつか読んであげたいと思い、安く見つけた時に・・・と、購入しました。
     2歳になったばかりの娘には、まだまだ早いだろうと思いつつ、本棚に忍ばせておいたのですが、この絵本を購入して以来、寝る前の絵本の時間には、必ずこの絵本を真っ先に持ってくるようになりました。
     正直、まだ2歳の娘に、友情をテーマにしたこの絵本のすばらしさが理解できているとは思いません。
     でも、毎日、「ないたあたおに、よんで」と持ってきて、ページをめくろうともせずに、じいっとママの音読を聞いている姿を見ていると、この文体なのか、絵なのか、2歳児でさえひきつけるものがあるんだろうな、と感います。
     幼い娘にも理解しやすいように、台詞のところは、その人物を指さしたりなどして、工夫して読み聞かせをしています。
     しかし、やっぱり、なせ、最期にあかおにが号泣したのか、その理由を理解して欲しいので、娘の中での、「ないたあかおにブーム」が終わっても、5歳、7歳になっても、時々読んであげようと思う絵本です。

    投稿日:2006/10/30

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  • 日本の童話

    「日本のアンデルセン」とも評される浜田廣介の代表作。

    私が小さい頃に読んだ絵本とは違っていますが、感動は変わりませんね。

    友達のためにどこまでできるだろう?と考えさせられる作品です。

    あかおにのために、自分は悪役になり去っていくあおおに。

    どこまでも友達の幸福だけを考えて姿を消してしまいます。

    置き手紙を読んであかおにがなくところ、胸が締め付けられます。

    日本人の心の琴線に触れる、かなしくも美しいお話。

    ぜひ、日本中のお子様に読んでもらいたいです。

    投稿日:2006/09/06

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  • 私が5歳の時に

    出された本。母が揃えていた浜田 廣介さんの絵本シリーズが家にあり、子どもの頃から知っていたが、好きというほどではなかった。娘が幼稚園の頃、本棚から発掘し読んであげてたら、手紙のところを読みながら(不覚にも!)涙声になってしまった。娘はなんでお母さん泣いてるの?と不思議そうな顔をしていたと思う。子どもの頃はわからなかったけど、母が好きで読んでくれた本。大人になって再会して大好きになった本。(おでんくんに出てくるニセおでんくんがちょっとあおおににかぶる・・)

    投稿日:2006/07/26

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