2年生の読み聞かせで使いました。
わかりやすくシンプルなお話に見やすくてかわいい絵なので、
読み聞かせ向きで無難な感じかな?と軽い気持ちで選んだのですが、
予想外に大好評でした♪
超大型本なので、とにかく大きいです。1人じゃとても持てません。
ただ『デカい!』というだけでこども達の興味をひいたと思いますが、
これはさらにしかけ絵本(見開きのワイドページが2箇所)なので、
それも楽しめたポイントのようです。
最初、ぽんたが葉っぱをいろんなものに変えるのがおもしろかったようですが、
変えられない物をリクエストされた時の機転をきかせた行動は思いやりがあり、
最後にはお友達もできてよかった☆、とほのぼの心があたたかくなるいいお話です。
最後の『こわれました。もう何も出ません。』というところで、
クスクスと笑う声があちこちから聞こえました。
学年合同のイベントでの読み聞かせだったので、
何人かで配役を決めて読み合わせにしたのも新鮮に感じたのでしょうが、
後日こども達の感想をまとめたお手紙集の中でも、『この話が一番よかった!』
と書いている子がとても多かったことに驚きました。
ただ本を何冊か読んだのではなく、他にもいろいろなことをやったし、
一番最初に読んだお話なので印象に残りにくいかと思っていましたから。
こども達にとっても読み手の大人にとっても、
心に残る素敵なイベントとなりました。
この本のおかげかもしれません。
低学年のこどもにはおすすめの本です。