この作品ではたくさんの個性を持つ子どもたちが描かれています。
主人公のまなちゃんは大人しくて、自分の考えをはっきり口に出すことが苦手だけど、かわいくないものは嫌い。
小柄で可愛い容姿のかいくんは、かっこいいオオカミ役がやりたい。
元気なけいたくんとひよりちゃんは、オオカミ役が楽しくてしょうがない。
ほかのクラスメイトの子どもたちも服の色で、かなり個性分けされてるのかなと思いました。
まなちゃんだけが常に青い服なんですよね。
最後のかいくんとまなちゃんのやり取りのシーン、好きです。
まなちゃんがいなくなってクラスのみんなが一生懸命探しているところも可愛いなぁとおもいました。
お遊戯会などやる頃に、この本のまなちゃんと同じくらいの年頃の子どもたちに読んであげたいです。