ひとは なくもの」 みんなの声

ひとは なくもの 作:みやの すみれ
絵:やベみつのり
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2020年04月23日
ISBN:9784772102476
評価スコア 4.58
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みんなの声 総数 37
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  • 子どもが泣くことについて

    子どもが泣く理由と場面が複数、列挙されたあと、作者からの意外なメッセージが提示されました。
    大人になった私にとっては、なかなかにインパクトのあるメッセージで、思わず笑ってしまいました。

    素敵な絵本だったと思います。

    投稿日:2020/08/03

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  • 待ってました!

    こんな本、私が子どもの頃にあったら良かったなあ…!
    ひとはなくもの。なんと力強い主張でしょうか。

    この絵本は作者が小1の時に作った紙芝居が元になっているそうです。小1でこのような客観的な視点を持てる作者の力が素晴らしいです。
    書籍化に当たり、あとがきを書かれていますが、その時点で中3とのこと。的確にご自身の考えをまとめてあって、それも素敵だと思いました。

    現代社会ではなぜ、泣くことが「悪」なのでしょうか。一方で「感動の涙」はもてはやされ、「涙活」などと泣くことのメリットを認める風潮もあるというダブルスタンダード。
    「相応しくない」場面で泣く人が責められる社会ではなく、そのような人を見ると自分が責められている気がして腹が立つという人の心が癒され攻撃を止めさせられる社会であってほしいと思います。

    帯付きの本を購入しましたが、文章担当のみやのすみれ氏のおじであり、絵担当のやべみつのり氏の息子である矢部太郎氏のコメントも良かったです。

    娘2人がそれぞれ読んでいましたが、読み終えた直後、18歳は「わー、泣きそう!」という感想、11歳はパタッと勢いよく本を閉じたので、こちらも同じくかな…と思いました。

    投稿日:2020/07/09

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  • ひとはなくもの そして成長するもの

    なんとこちら、作者のみやのすみれさんが、小学一年生の時に作った紙芝居を元に作られたお話だそうです。

    泣き虫のすみれちゃんがどんな時に泣くのか、
    色々な例が挙げられていましたが、
    まさに今小1の長女を見ているようでした。

    すみれちゃんの最後の、
    ないているすみれを おかあさん すきになりなさい
    というのが、印象に残りました。
    子供は確かにそう思っているんだろうなぁ。

    そんな、みやのすみれさんは現在中学3年生。
    とてもしっかりとした、あとがきを書かれています。

    今、なきむしの娘も、すみれちゃんのように成長してくれますように…

    投稿日:2020/05/24

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  • すみれちゃんからの願い事

    主人公のすみれちゃんは、泣き虫の女の子です。
    悲しいとき怒られたとき転んだとき、色々な場面で泣いています。
    そんなすみれちゃんを、お母さんは怒ります。
    泣いてはいけないと言って、怒ります。

    お母さんは、もしかしたら、泣いているすみれちゃんを見るのが辛くて、わざと怒ったのかもしれません。
    でも、すみれちゃんには、そんな気持ちなんて理解できるわけがありません。
    怒られたすみれちゃんは、泣く前よりも、もっと悲しくなったことでしょう。

    最後のページのメッセージは、怒ってばかりいるお母さんへ向けた、すみれちゃんからの切ない切ないお願いです。

    投稿日:2020/05/14

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  • 親に問いかけているよう

    主人公のふみれちゃんは嬉しくても悲しくても泣いてしまいます。

    あまりに泣き虫なのでお母さんが「泣くこはきらい」といいます。

    涙は出てしまうもの。だから泣く子はきらいなんて言わないで。

    と綴ってあります。

    私自身娘に同じことを言った事があります。

    読んでいるうちに私自身心がキューっと締め付けられました。

    きらいの言葉がどれだけ悲しかったか考えさせてくれる本でした。

    投稿日:2020/05/20

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  • 大人でも泣くもんね

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子8歳、女の子7歳

    怒られた時、石につまずいた時、おばけが夢に出た時、ゲームに負けた時。すぐにないちゃう泣き虫のすみれちゃん。
    「人は泣くもの 泣いているすみれを お母さんすきになりなさい」
    お母さんにむけたすみれちゃんの言葉が、自分の娘が言っているようで、笑っちゃいました。
    、あ、泣いてもいいんだな。って思えます。

    投稿日:2020/05/16

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  • ひとは

    • かやかーかさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    悲しとき、悔しいとき、怖いとき…子どもが泣きたくなるたくさんの場面ですみれが泣き、子どもも悲しそうな表情で共感していました。
    『泣いてもいいんだよ』という子どもに向けたメッセージの本なのかと思いましたが、最後の『おかあさん、泣いてるすみれを すきになりなさい』の言葉が心にグサリ!!
    毎日の子育ての中で、忙しさに追われて「そんなことで泣かないの」って言ってるなぁと猛省…
    作者が小学校1年の時に作った話ということで、子どもの『泣く』ということへの代弁のような気がしました。

    投稿日:2020/05/19

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