初めてこの絵本が発行されたのが、1985年とあるので、たぶん、というか、(イラストの感じからいっても)間違いなくこの絵本の中のイラストは、手描きなのだと思います。だけど、まるでコンピュータグラフィックアニメーションを見ているような、すごいイラストでした。
かたくて、まっすぐなナイフが、伸びたり縮んだり、曲がったり。
まぁ、ここまでは想像しようと思えば何とかできるけど、溶けたり、毛糸のようにほどけたり、風船のように膨らんで割れてしまうなんて、ものすごい発想でした。
子供達と一緒に、「ウソだー、こんなのありー?」って、ワイワイ言いながら楽しく見ることが出来た絵本でした。