私が子供のころ大好きだった絵本「ティッチ」
「ティッチ」に続編があったなんて知りませんでした。
発行日をみると、「ティッチ」から続編までけっこう
期間が開いているんですね。
発行の頃には私も絵本を離れている年齢だったので、
続編の存在を知らずにいました。
息子が生まれ、また、絵本に親しむことができ、絵本ナビの
おかげで、絵本を知り、またティッチの成長を見ることが
出来て嬉しいです。
息子も「ティッチ」をともて喜んでいたので、息子と
一緒に読みました。
「きれいずきティッチ」はタイトル通り、ティッチの部屋は
とてもきれい。
それに比べて、お兄さんとお姉さんの部屋は、ごちゃごちゃで
大変なことに。
部屋の掃除を手伝ってあげることになったティッチですが、
お兄さん達が捨てようとするおもちゃやゲームをすべて
自分の部屋へ持ち込んでしまうのです。
大荷物を持ち込むティッチの姿を息子も楽しそうに見ていました。
後先を考えず、夢中でどんどん部屋におもちゃを詰め込む
ティッチ (しかも楽しそう) に、子供らしさを感じ微笑ましい。
そして、自分達のきれいになった部屋とは対照的に、
すごいことになってしまったティッチの部屋を見せながら、
「ティッチは手伝ったよ」と言っているお兄さん達の発言が、
ブラック・ユーモアを感じました。
足の踏み場もなくなってしまった部屋だけど、子供にとっては、
おもちゃに囲まれた夢の部屋なのかもしれませんね〜。