「14ひきのさむいふゆ」 みんなの声

今も土の中で冬をやり過ごす動物達。こちらの皆さんならご存知でしょうか。ちょっぴりターシャ・テューダーの生活のようでもあり。
冬ごもり気質の私には言い知れぬ温もりを感じます。
閉ざされて静かな部屋での手仕事。雪がやみ、日が差してきた時の喜び。どれをとってもぬくぬくと満ち足りた気持ちにさせてくれます。

娘はそり遊びに目がいくようですが、私はすごろくを手作りする家族の姿でしょうか。
つい先日も結構なお値段のすごろくを買いましたが、時間があったら手作りするのになぁと思ったものです。
手作りのおやつに、家族総出で手作りのゲーム。その後の雪遊び。
正月休みもＵターンラッシュもない。いいですね。

１４ひきの真冬の過ごし方がすごくあったかくて
楽しそうなんですよね。
てづくりのおまんじゅうに
てづくりのゲーム・・・と手作りづくし。
吹雪が止んだらそり遊び。冬を満喫ですね♪
私は九州なのであんまり極寒の冬を家族で過ごすという思い出はないのですが
こういう光景を見るとなんとなく台風の日の家族の様子を思い出します。
子供のころ台風が無事に去るまでは
家族で一つの部屋に集まって｢怖いね〜｣なんて言いながら
過ごしていて　怖いんだけどみんな一緒に片寄せあって
なぜかワクワク楽しいようなそんな気持ちが蘇ってきました。

寒くなってきたので、また読み返してみました。
外は雪が降っているのに、14匹のいる家はなんだかとても暖かいのです。いつも優しい時間が流れています。子供を叱ったり、ちょっといらいらしたりした自分の心を、穏やかにしてくれます。みんなでそりを作ったり、おまんじゅうをふかしたり・・・いつもみんな穏やかだなあ。
雪がやんで　おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に家族みんなでそり遊び、想像しても楽しそう。我が家もやっぱりスキーに行かなくちゃ。

「14ひき〜」シリーズは、
細かい部分まで丁寧に描かれている事と、
季節感がとてもある事がお気に入りの理由なのですが、
今回の「寒い冬」も、とても綺麗なイラストと
寒いけれど暖かい冬が表現されていて、
面白かったです。

外は雪が積もるほど寒いけれど、
冬支度をした暖かいお部屋で仲良く家族が
おやつを食べたり、ゲームをしたり。

理想的な冬のすごし方だなぁと思いました。

寒い冬こそ、おうちの中では暖かく、
心も温かくいたいものですよね。
この絵本を読むと、気持ちがホッコリするようで、
ホノボノしてきます。

1歳9ヶ月の息子にも、今年は是非そりあそびを
やらせてあげたいな。

これからの季節にとってもお勧めの一冊です。

四季折々の話が描かれている「14ひき」シリーズの冬編。
外では雪が舞う寒い冬の、あったか〜い14ひきの一日が描かれています。
家族で作るそりにゲームにおまんじゅう。
今では少なくなった家族の姿は、
ストーブやかまどが燃えてる家の中以上にあったかい気持ちにさせられます。
又、細かい所まで描かれた絵からは
読む度に色々な発見があり、それを見つけるのも楽しいんです。
（娘は色々な所にあるくんちゃんの人形を探すのが楽しみのようです）
そしてそりの後の、ねずみの雪だるまも最高です！

手作りのそりに、手作りのゲーム、手作りのおまんじゅう！
こんなクリエイティブであたたかな家族に憧れます！
息子は一番末っ子のとっくんの行動が気になるらしく、
その様子が面白いです。
１４ひきシリーズは、いつも表周りをみながら、家族の洋服を確認し、これは誰！といいながら、楽しんでます。シリーズの中でも息子お気に入り上位だと思いますよ。
冬にそりにのりたいといってましたが、去年は実現できませんでした。今年こそと思います。

洗練された文、とはこういうのをいうんでしょうね。短い文章で、リズムがよく、様子を見事に伝えています。ストーリーについては、今では少ない大家族のにぎやかさや温かさが感じられ、ストーブの燃えるお部屋の中にいるように、心がほんわりします。寝る前に読むのによい、穏やかな本です。

１４匹シリーズは、絵がとても細かいところまで描かれています。書かれている話だけでなく、絵を見て楽しむことができるので、私も子供たちも大好きです。
このお話では、雪が降る寒い冬にみんなで、ソリやゲーム、お饅頭を作ります。　　雪がやんだらみんなでソリで遊びます。　　家族みんなで、こんな風に過ごしたいなーと思いました。
とっくんはやっぱり、この絵本でもとてもかわいいです！
自分のソリに、お饅頭や、とんがり帽子を入れているところが、小さい子がよくする事で、よく描けているなーと感心しました。

ねずみって冬眠するんじゃないの？と長女につっこまれながらも、まぁそれはさておき。

ねずみたち１４匹の大家族は冬もきっちり楽しんでしまいます。ストーブをたいて暖房のきいた部屋の中は、色の温かみで、あったかさがつたわります。
それぞれになにかつくって過ごす室内。ソリだったりおまんじゅうだったり。おやつのあとのゲームも楽しい。絵をみるかぎり、洗濯物やお布団が室内に干してあるのも、なんだかほかほかしてそうで気持ちよさそう。

晴れたら元気にそりあそび。
この場面、何回見ても子どももわたしもウキウキしてしまいます。来年の冬はこうやって楽しみたいな、っとイメージができあがるのです。

うちは核家族だけど、大家族、ちょっといいかも、と思える１４ひきシリーズです。

すっかりこのシリーズにはまってしまいました．外の寒さとは対照的に家の中のあたたかさが伝わってきます．おばあちゃんのおまんじゅうのおいしそうなこと！その温もりまで絵本から伝わります．そりあそびは最高！ほんとうに楽しそうです．子供達は少しの雪でも大喜びして遊びますから，こんなに積もった雪でそりあそび，なんて絵本を読んでいてうらやましそうでした．