「14ひきのさむいふゆ」 みんなの声

季節感たっぷりの１４ひきシリーズ。雪が降った時はこれを読みたくなりますね。
オレンジ色の光が照らすおうちの中（本当にとても暖かそう。こんなおうちで過ごしてみたいです）で、おやつもソリもすごろくもみんなで手作り。幸せそうな団欒に、心まで温まります。
かいがいしくおにんぎょうのおせわをしているくんちゃん、お饅頭を食べたあと眠くなってお母さんに抱かれているとっくんなど、絵が丁寧で細やかで、文章になっていない部分にまでストーリー性がありますよね。
おじいちゃんもおばあちゃんも外で元気にソリ遊びを楽しんでいるのがほほえましいです。
この絵本を息子に読んであげる時間は、私にとっても至福の時です。

雪の降る寒い夜、ねずみの家族は、暖かそうな部屋の中で、そりやゲームを作っています。
おばあちゃんが作っているお饅頭も、ほかほかでおいしそうです。
出来上がったゲームで遊んだり、おばあちゃんの手作りのお饅頭を食べたり、楽しい時間を過ごしています。
何だか、自分の子どもの頃の、冬休みを思い出します。
そして雪がやむと、みんなでそりで滑ったり、雪だるまを作ったり、寒くても子どもは外で遊ぶのが大好きですよね。
すごいのは、おばあちゃんもそりで滑っているところです。
みんなで遊ぶと楽しいですよね。
あやちゃんは、「雪だるまを作りたい」と言います。

寒い冬に、おこたで読むのにぴったりな一冊です。

外の寒そうな冬景色が最初のページにあらわれ、わあ寒そう！と思ったとたん、次のページには、あたたかな空気につつまれたねずみさんたちのおうちの中のようすが暖色で描かれています。たちまち、私たち読者の心まであたたまります。本当にすべてがあたたかいおうちですね。

家族それぞれが、冬の日の家での過ごし方を会得していて、すてきな家族だと思います。あこがれます。みなさん、きっと思うはずです。できたてほかほかのおまんじゅうおいしそう！、手作りのとんがりぼうしのゲームしてみたいなあ！ってね。

まだ、１４匹の（というより１０匹の）見分けがつかない息子ですが、
今回のとっくんは『とっくんトラック』を持っているので
ページをめくるたびに「とっくん、どこかな？」と夢中で探していました。

外が寒くても雪深くても、１４匹は元気に生活しているんだね。
ねずみの形の雪だるまもかわいいです。

雪の降る寒い冬、ページをめくるととっても暖かそうなお部屋の中。眺めているだけで本当に暖かくなってきます。おばあちゃんの作ってくれるおまんじゅうもほかほかでおいしそう、食べてみたい。そして雪がやんで日の光が窓から差し込みます。外に出たくなりますね。とにかく、絵の中に引き込まれるのです。大勢の家族が集うおうちとみんなで楽しむ雪遊び、子どもの頃、田舎で過ごしたお正月を思い出します。我が子にもこんな思い出をつくってあげたいな。

１４ひきシリーズ。
冬になったので、この１冊を手に取りました。

いつも思うのですが、本当に１４ひきシリーズは、光の描写・色遣いに感動してしまいます。
この絵本では、吹雪に閉ざされた家の中でのろうそくの温かい明かりや、雪がやんで外に出ると一面の銀世界など、絵本を見ているだけで、温かさやまぶしさが伝わってくるようです。
そして今回も、そりを作ったり、ゲームを作ったり、おまんじゅうを作ったり、とみんなで仲良く協力して作業をしているのも、とっても微笑ましいひとコマです。

１歳の娘は、そりすべりで転んでしまったネズミたちがおもしろいようです！

岩村さんの絵本が大好きだったので選びました。雪が降っている時は皆で色々なことの準備をするところが一番好きです。自分の得意分野をよく分かっていて役割分担もおのずと出来上がっているのにも感心しました。子供も子供なりに協力し楽しんでいるところが素敵でした。やはり私は食に興味があるからか御婆ちゃんの作る饅頭が気になりました。一番末っ子はこの饅頭が大好きで待ち切れずに偵察にきているところが美味しい証拠だと思いました。自給自足、自分たちで楽しんでやる。私の将来の理想の家族像でした。ソリも手作りだったのが素敵でした。雪達磨がネズミだったのも可愛らしいと思いました。

外は寒いのですが、14ひきの住む家の中は暖かいです。ストーブとろうそくを囲んで、みんながおもちゃを作ったりおまんじゅうを作ったりしているので、尚更暖かそうに感じます。

大勢で食卓を囲んで食べたりお話できたらどんなに楽しいでしょうね。核家族化した現在では、あまり見られない光景。懐かしさと羨ましさを感じました。こんな暖かい冬を過ごしてみたいなと思います。

そりーあそびの場面を見てこちらの冬の過ごし方と
よくにてるのかとてもわかりやすかったようです。
晴れた日は少しでも傾斜のところがあればそりーを
しているのでこの本を読んで冬の季節の楽しみ方を
感じてる様子でした。部屋の中の様子もうまくえがか
れてていいと思います。

図書館で借りました

ねずみの大家族が雪の降る寒い夜に、暖かい家の中でゲームやソリを作っています。
完成したゲームで遊びながら、おいしいおやつの時間。
おやつも手作りのおまんじゅう。
雪がやんで外でソリ滑りをして楽しみます。

寒い冬だけど、家族が仲良くみんなで（心も）暖かく過ごす姿、また”手作り”も魅力的。

このシリーズすべてがそうなのですが、絵が細部までとても良く描き込まれているので、2歳1ヶ月の息子も飽きる事なく何度も繰り返し隅々まで見ています。