自分の子、他人の子に関わらず、全ての子どもを無条件に愛して受け入れる…
すると子どもはこんなにも素直にのびのびと幸福感に満ちながら育っていくのだなとジーンときてしまいました。
この本の素晴らしいところは、ちびちびが成長して大きくたくましい体つきになってもなお、周りの大人達が変わらぬ愛情を注ぎ続けているということです。
残念ながら核家族化が進む現在の日本では、なかなかこのような理解ある温かいコミュニティーの中で子育てをすることは難しいですが…。
我が家も典型的な核家族で、2歳の息子を違う世代の大人と触れ合わせる機会もほとんど作れませんが、せめて私たち両親だけでも
「大好きだよ。あなたが元気でここにいてくれるだけで幸せだよ」
という気持ちを声に出して、毎日、愛情をこめて抱きしめながら育てていきたいと思います。