ビビットで温かみのある表紙にひかれ手に取りました。1ページ1ページの言葉、文章、絵が決して派手ではないのですが暖かいのです。子供は皆望まれて生れてきます。日々の忙しさの中、忘れてしまいがちな伝えそびれてしまいがちな一言。「大好きだよ。」子供にとって自分が愛されているということ。それが親はもちろん祖父母やまわりのみんなから温かく見守られていることを知ることはとても大切で重要なことに思います。私にとってこの絵本を大好きな子供と一緒に読むことはとてもとても大切な時間になりました。娘はちょうちょ!ガオー!かば!とたどたどしい日本語で次に出てくる動物達を言いながら一緒に楽しんでいます。私も「みんなちいさいゴリラが大好きでした」を娘の名前で「みんなはーちゃんゴリラが大好きでした」と読みぎゅ〜っと娘を抱きしめています。自分が気に入って選んだ絵本を子供が気に入ってくれるってとてもとても幸せなことですよね。