子供にスマホのリスクを伝えるとき、「こわい」「知らない人を信用しすぎるのは危険」などと一般論だけを話しても、納得してもらえないことも多いと思います。
この絵本は、スマホに依存しすぎるとどうして良くないのか、スマホにはどんな危険があるのかについて、親子で考えるきっかけを作ってくれました。
主人公のニワトリはスマホを拾ったことで生活が一変してしまいます。
友達との会話を大切にしていたのに、スマホばかりを見るようになり、危ないめにもあってしまいます。
最後はハッピーエンドで安心しましたが、大人も反省させられる内容でした。
読み終えた後は、子供と一緒に「ニワトリさんはどうして変わってしまったのかな?」「どうして危ないめにあっちゃったのかな?」と話し合い、ニワトリの気持ちになって考えることができました。