長谷川&降矢コンビの作品。
息子が『めっきらもっきらどおんどん』を気に入っているし、河童というのがどうも夏を思わせてくれるということで手にとってみたのですが、とっても良かったです。これから毎夏読みたい絵本の1つになりました。
主人公のきよちゃんは、カッパのガータロに誘われ河童の夏祭りに。これって一種の神隠しを思わせるような展開。
でもね、ガータロのお母さんもお父さんも、わが子同然可愛がっていたおっきょちゃんをカッパの国へとどめようとするのではなく、どうしたら人間の世界へ戻れるのかな考えてくれる。
怖いんだけど優しさが垣間見れるお話で何か不思議な感じでした。
さすが長谷川&降矢コンビだなあと思いました。