「しほちゃんのシフォンケーキ」 みんなの声

しほちゃんはシフォンケーキのお店を開くのだけれど
あまりに人気で売れすぎて体調を壊してしまう
・・・っていう展開がなんだか面白かったです。
さらにしほちゃんの代わりにケーキを作ってくれるお友達に
作り方を教えるしほちゃんのガンコな職人気質にクスリと笑ってしまいました。
イラストがにしまきかやこさんのかわいいタッチなので
余計にギャップがあって面白かったです。
読んでいるうちにシフォンケーキのいい香りが漂ってきそうな
ついついお腹がすいちゃう絵本です。

中川ひろたかさんの作ににしまきかやこさんの絵ってのが、とっても珍しい！
と興味を持ちました。
見るからにかわいらしい絵本なんだけど、中川さんがどうかわいいお話しを
書いたんだろうって。

失敗を繰り返して、ママにも作れないようなシフォンケーキを作るしほちゃん
ってすごい！
「トレビアン」な外国の人には、娘と思わず吹き出してしまいました。
あのふわふわのシフォンケーキの匂いや味が広がるような絵本でした。

「私もしほちゃんみたいなケーキやさんになりたい」
娘はずっと憧れだったけーきやさんになったこの本がすぐにお気に入りになりました。
みんなに食べてもらいたい気持ちがいっぱいで頑張りすぎて、倒れてしまったしほちゃん。その後のみんなの対応が
助けてくれました。
ひとりで頑張りすぎないで！！というメッセージが届いたような感じがしました。

ケーキづくりが大好きで、元気で明るいしほちゃん。
そのしほちゃんが、病気になってどんなに悲しかったか。
でも、素敵なおかあさんや友達がいてよかった。
しほちゃんの周りには素敵な人たちでいっぱい。

しほちゃんのつくるシフォンケーキって、どんな味がするんだろう。
始めはいろいろ失敗しながらも、おかあさんに教えてもらったしほちゃん。
そのしほちゃんが、シフォンケーキをおかあさんよりも上手につくれるようになるなんてすごいです。

子供の才能は無限大。
しほちゃんのおかあさんのように、大好きなことを精一杯やらせて応援したい。
でも、病気になるまで頑張らないよう、しっかりと見守っていかなくっちゃね。

中川さんが、実際のエピソードをもとに作られた本。日常のできごとを絵本になさるなんて才能、うらやましい限りです。にしまきさんの絵も、色えんぴつで子どもの絵のようにのびのび描かれていますが、なかなかまねできません。すばらしいですね。

シフォンケーキをお母さんよりもじょうずに作れるようになったしほちゃん。お店を出してがんばりますが、無理をしすぎて病気になってしまいます。やさしくてがんばりやさんのしほちゃんを、みんなが助けてくれるところなど、じーんときますね。

ハートのあたたかさとともに、シフォンケーキのいいにおいまでしてきそうな気がしました。

にしまきさんが、この本のとびらに「絵本は楽しいのがいちばん。」とおっしゃっています。まさにその通りだと思います。絵本を読むことで、気持ちが明るくなる、楽しくなる、だから、読みつづけるんですよね。今回もよい本との出合いでした。

しほちゃんの作る、すっごくおいしいシフォンケーキが
めっちゃ食べたくなりました。
子供ながら、大盛況のシフォンケーキ屋さんをオープンさせたしほちゃん。
けれど、いそがしさのあまり倒れてしまいます。
でも、お友達やママの懸命のフォローで
クローズしていたお店も再オープン。
人間ひとりぼっちでがんばり続けることなんかできないよねー。
なんだか自分にしみた作品でした。

中川ひろたかさん作、にしまきかやこさん絵のかわいい絵本です。
しほちゃんのシフォンケーキは友達においしいと評判で、お店を開くことにしました。
お客さんはいっぱい来ましたが・・・

お店作りから友達に支えられて手作り。
お店を始めてからも助けてくれる友達がいるところが素敵だなぁと思いました。

かわいいケーキ屋さんで、どのケーキ買おうかな？と息子と話しました。

中川ひろたかさんもにしまきかやこさんも大好きなので見つけたときは嬉しくってその場で娘と読みました。幼稚園ぐらいの女の子の将来の夢ってお花屋さんかケーキ屋さんと言う子が多いですよね。うちの娘も例外ではなく、この本を読んだ後早速一人でダンボールや折り紙でケーキやさんを作ってました。女の子の夢を絵本のなかで叶えてくれる素敵な絵本でした。