絵の雰囲気が怖さをアップさせていました.
三枚のおふだの話は知っていましたが,この本のやまんばは,こぞうを抱いて寝ていたなんて恐ろしいです.
「こぞうのしりを ぽつんとひききっちゃくい」 という表現がどういうことなのかよく分からなかったのですが,ひききっちゃ食いだったら,小僧さんの感じた痛さと恐怖感は相当なものだったにちがいないですね.
とっても怖い話なのに,おしまいはとてもさっぱりしてて,あれ?っと思ってしまいました.
一緒に読んだ息子に「怖かった?」と聞いても「そんなにこわくなかった」という返事でした.他の怖い話でもあまり「怖い」と言わない息子なので,次こそは怖がるお話を探したいと思います.