「あっちゃんとゆびにんぎょう クリスマス・イブのおはなし1」 みんなの声

本の小ささ。刺繍の絵の温かさ。ちいさな女の子が主人公。
３歳の娘の大好きな絵本。
真夏だって、自分の小さな鞄に入れて持ち歩いています。

ストーリーもクリスマスらしく、親切にしてもらったら「ありがとう」を伝えて、その幸せを他のひとにもおすそわけ・・・

あたたかな気持ちになれる１冊です。

絵本ナビポイントで購入しました。クリスマスの心温まるお話です。

ケーキ屋さんにプレゼントをしたあっちゃんが木の陰から覗いてる姿が、かわいいなあと思いました。

あっちゃんは優しいですね。自分が優しくされると、人にも優しさのおっそわけをしたくなる気持ちよくわかります。

刺繍の絵もとても繊細でかわいい。クリスマスの定番にしたいお話だと思います。

この絵本、１歳の頃クリスマスプレゼントにあげたのですが、当初から大好き！！
あっちゃんの言葉遣いを真似たり、絵の中にあっちゃんを見つけたり、中に出てくる大きな大きなケーキを食べるふりをして喜んだり…楽しみ方がたくさんあるようです。
もうクリスマスはとっくに過ぎましたが、未だに夜はこの絵本を読んでくれとせがんできます。
親としても、あっちゃんの持つ“なにかしてもらったら、なにかをしてあげたい”という純粋な気持ちに、とっても心を打たれます。

親目線でも子目線でも、いい絵本だと思います！

クリスマスイブのお話の一つです。
あっちゃんがクリスマスケーキを買いに
一人でケーキやさんに出かけるけれど
買い物の人におされて　ケーキが買えないというハプニングに！
ケーキやさんの粋な計らいとあっちゃんの手作りのプレゼントがほのぼのした気持ちを呼び起こします。
毎度長尾さんの刺繍はため息が出るほど綺麗ですが
刺繍をする布選びも絶妙です。
ケーキやさんから帰る夕暮れの道。ふたたびケーキやさんへ向かう夜になった道の光景が上手く表現されていると思いました。

ハンドワークが好きなのに、不器用な私はこの絵本にただただ見とれてしまいました。シンプルなステッチも、面をうめたステッチも素敵です。実物大の刺しゅうなのでしょうか。
あっちゃんが特別にもらったクリスマスケーキは、とても豪華ですね。おいしそうです。

ケーキやさんの前に、指人形のプレゼントを置いて、木のかげからそっと見ているあっちゃんがかわいいです。ケーキやさんの喜ぶ顔が見えてきそうです。
あっちゃんの家のクリスマスパーティは、ごちそうがいっぱいで楽しそうです。子どもはテーブルの上のおにぎりを見つけて笑っていました。さすがに子供は細かいところまでよく見ています。クリスマスにおにぎり、というのが日本風だなとほほえましくなりました。

こんなに小さな絵本は、普段だったら見つけられなかったと思います。クリスマスのおかげで出会えた絵本です。一足先にクリスマスプレゼントをもらったような気持ちになりました。

優しいケーキ屋さんと優しいあっちゃんの優しい心が素敵な絵本です。
ほのぼのしていて和みます。

この絵本が３冊のセットだと知り、一緒に読みました。
お話が繋がっていて、それがとても楽しく感じました！！
こんな楽しさって初めてのことだったので嬉しいかったです＾＾
大きなケーキをサンタさんやトナカイさんにまであげるあっちゃんの優しい気持ちがいいですね！
私だったら、絶対に後でまた食べるって思っちゃうのに！ｗ
こんな風に自分の子供も育ってくれたらいいなぁ＾＾

５歳の娘は工作好き。あっちゃんが指人形を作っているシーンから始まるお話にすぐに夢中になりました。そして、自立心の芽生え始めた５歳児にとって、お母さんからお買い物を頼まれるなんてとってもすごいことです。そして、ケーキやさんではたくさんの人にまぎれてしまいケーキが買えなかったり、お礼の指人形を届けに行くのにはずかしくてドアが開けられないことも、少し引っ込み思案な娘には自分に近いものを感じたことでしょう。巻末の指人形の型には私より先に気がつき、早速作りました。

絵は刺繍で大変美しく、またそれに負けないくらいストーリーもやさしさにあふれています。

ケーキ屋さんに親切にしてもらったあっちゃんは、何かお礼をしたいという気持ちになり、自分の作っていたゆびにんぎょうをプレゼントします。
また、大きなケーキはサンタさんとトナカイさんにもおすそ分けします。
私なら、もうけちゃったとばかりにもらい得をしそうなところですが、うれしかった気持ちを素直に人に伝えることができるあっちゃんの心が素敵です。

あっちゃんが作っていたのはなぜ人形でなくゆびにんぎょうなのでしょう。作りやすいからかしら？といろいろ考えています。

はじめはシンプルな刺繍の絵本に物足りなさを感じていたのですが、3歳の娘が毎日読んでとせがむため読んでいるうちにすっかりファンに。
3歳の娘は、一人で身支度をしてクリスマスケーキを買いに行くあっちゃんの姿、お礼にと指人形を一生懸命つくりそっと持っていく姿などに、自分を重ねてみているようです。
まだ一人で外出はできないけれど、いつかこうしてみたい、という思いがふくらむ一冊。
今では自分で声を出して読むまでに。
親子で指人形つくりをしたりとクリスマスイブが楽しくなる一冊です。

1冊より、絶対3冊セット！とは思いますが、1冊でも☆４つです。

娘4歳は3冊セットの中でこの絵本が一番のお気に入りです。
理由はやはり自分と一番近いあっちゃんが主人公だからでしょうか。
”お母さんに頼まれてケーキを買いに行く”というのも、最近お手伝いに敏感な娘には憧れなのかもしれません。
娘2歳は各ページで赤い帽子のあっちゃんを探すのが大好きみたいです。

お話もさることながら、挿絵の刺繍にはウットリです。
洋裁は大好きですが根気も時間も要る刺繍は苦手なので、読み聞かせをしている間にもたまにじーっと見入ってしまうことがあります。
子供に先を急かされますが。
この本ではあっちゃんがケーキを持ち帰る場面の刺繍が大好きです。

これから毎年クリスマス前にはたくさん読むことになりそうです。