「ぽっかりつきがでましたら」 みんなの声

秋の深まる月がきれいな時期にぴったりです。

｢ぽっかり月が出ましたら｣のあとに、予想外のものがでてきます。
丸いお月様が、トマトになったりカバになったり骨になったり。
子供が好きなテンポで進みます。

元は、中原中也さんのシリアスな詩｢湖上」。でも、全然別物ですね！
「湖上」をこのようにしてしまう内田さんのセンスはすごいです。

これからの季節、月を見ながら親子で話が弾みそうな一冊です。

ぽっかりつきがでましたら・・・
かば？？？
ぽっかりつきがでましたら・・・
とまと？？？

初めて読んだ私の頭の中は？？？
でも、ナント！
娘の目がキラキラと輝いているではないですか！
次は、どんな展開になるのか？
と、ページがめくられるのを楽しみにしている！

意外！でしたね。
娘の反応には。
ありえない展開で、子供達を喜ばす。
それが、ナンセンス絵本の素晴らしいところ。

最後は、おひげで終わった方が良かったような・・・

娘の評価で、★５つにしましたよ。

ちょうど１５夜の日だったので選んで読みました。
お月様なんて、息子はほとんど見る機会がないけれど、昔は月をながめながらこんなこと考えたりしたのかな〜と情緒的な気持ちになりました。
たのしいお月様のお話です。

今日は中秋の満月・お月見どろぼうの日です。

お月さまの絵本はたくさんあるけれど、こんな楽しいお話もいですね。

まん丸月夜の日はこの絵本のように空をじーと眺めていたくなります。

あのまんまるお月さまが・・・かば！？
えー・・！

ぽっかり浮かぶの？

次は何？って笑えます。

満月の明るさで絵本を楽しんだら意外とひげのはえたお月さまに変わっていたりして・・・

お月様って大きくなったり小さくなったり・・変身するからこんな風な変身もあるかもね。

ぽっかりつきがでましたら．．．
このごろのよい言葉がとてもいいですね。
なんだか、ほっとする。そんなお話です。
月を見たら、うさぎがもちつきをしている。
そう言ったら、娘が
「でも、カニにも見える。」
と言い、たしかに、うさぎは、カニにも見えるかも、と思ったことがありました。
これを読みながら、そんなことを思い出しました。
みんなには、ぽっかり浮かんだ月は何に見えるのかな。
静かな秋の夜、ぽっかり浮かんだお月様を見た後に、こんなお話もいいかもしれませんね。

小学生の読み聞かせに良いと思って選んでみました
さっそく中学の息子に試したみたら「ありえねぇ！」と一笑されておしまい・・・（T＿T）
絵もきれいで色鮮やかでそれぞれお月様の表情も良いんです
たまにはカバやトマトが夜空に浮かんでいても良いなぁと、本気で思わせてしまう、内田ワールド炸裂の絵本だと思います
月にひげは、大人のほうがうけるかもです

　『ぼっかり月がでましたら・・・』というタイトルを見て、てっきり、『声に出す』系のシリーズなのかと思いました。中原中也の詩だと思ったのです。

　が、実際に読んでみると、かばが出てきたり、馬がくしゃみをしたり、子供がくすりと笑ったり。

　内容としては、中原中也の詩よりも、より子供向けで、楽しいものでした。そして、日本語の美しさ、リズムの良さも抜群。
　親子で声に出してよんでもらいたい一冊です。

何が出てくるのだろう？と興味津々で読み進めましたが・・・
いつもナンセンス絵本ばっかり読んでる私には少し物足りなかったかな〜

でも、子どもたちははじめから終わりまで「ねえ、次は何が出ると思う？」
と、興奮しぱなっしでしたので、私の評価は大人目線になってしまってますが
素直な気持で絵本を楽しんでる子どもたちの目線で行くと
★５つでしょう！
とくに、大学時代の仲間から「○○○！」の相性をもらってる
パパも出てきたので、「ハハ〜♪こんなのも出てきてるよ〜」
って大喜び！

満月の夜にはお空にはどんな物が浮かんでくるのかな〜？って楽しみになりそう！

ナンセンスなお話でした。

「ぽっかり　つきがでましたら・・・」
何がでるんだろう？
どうなるんだろう？
と思っていたら、
想像もしていなかった物体たちでした（笑）

長さんの絵本？！かあと思ってしまいました♪

挿絵もよくみたら、うさぎたちがいたり、魚がいたり・・・
お話と関係ないけど、そんなところをみたり、さがしたり
するのも楽しいといった様子でした♪

「ぽっかりつきがでましたら」で始まる、わらべうたのようなお話です。読み手も聞き手も、ことばの奏でる心地よいリズムにひかれます。
おつきさまがにっこり笑顔であらわれると、次のページでは、びっくりおどろくことが起こります。それが繰り返されるので、小さい子どもはとくに大喜びするはずです。

渡辺有一さんが描く動物や子どもの表情には、どれも愛着を感じます。大人が読んでも癒される心温まる本です。