お客様の夢を買って、それを飴に変えて売る、ゆめぎんこう。
優しい色合いの表紙と、ゆめぎんこうという不思議な響きの言葉に引かれて、中を読まずに購入しました。
正直、表紙の雰囲気から、もっと明るいストーリーを想像していました。
まさか亡くなった人の悲しみを抱えた人物が登場するとは。
明るいイラストだし、ものすごくヘビーではないけれど、
「死」を扱った絵本は私も娘もあまり得意なジャンルではなく、親子してほんの数回しか読みませんでした。
もちろん客観視すれば、一途な想いに感動するとも言えるかもしれません。
でもおじいちゃんに感情移入してしまうと、
少し辛い気持ちにもなるというのが正直な感想です。
ちがう角度から見れば、とても素敵な絵本ですし、絶賛されている方のレビューがほとんどで申し訳ないのですが、
一意見として書かせていただきました。