表紙の可愛いイラストから、「ゆめをあめ玉で売る仕事なんて、楽しそう!」とワクワクしながら読み進めました。
イラストが可愛らしく癒されますし、自分の亡くなった奥さんを思う、おじいさんの気持ち、泣きそうになりました。
また、この絵本は、大事なことも教えてくれます。
「ぺんぺんはこの仕事がきらい。まっくらな夜に夢を取りに行くのは怖いし、お客様の夢が、これまた怖い夢だったらと思うと毎回足が震えて仕方ありません」
自分の好きな仕事に就けて楽しく働けてる人って、世の中に、ほんの一握りなのではないかと思います。
私は紆余曲折あって、やっと自分に向いていて、できる仕事に就けましたが、好きで好きで仕方がない訳ではありません。
最近はいやーになってくることも多かったんですが、この絵本に出てきたおじいさんのように、「ありがとう!」と言って下さる方もいたな、必要とされてるんだな、また頑張ろうと元気を貰えました。