表紙の絵はしょうゆ&ソース入れとちゃぶ台です。
しかも、シンプルな題名。
1985年のこどものとも年少版からのハードカバーですが、
当時としても、かなりのノスタルジーです。
何のことはない、いろいろな食べ物が登場し、その音が添えられます。
もこもこ さといも
ぱりぱり たくあん
そう、食べ物の音に注目するのです。
これは素敵な視点です。
食べ物を聴覚で味わうのです。
このあたりは、小さいお子さんにはたっぷりと聞かせてあげたいですね。
そして、ラストには、正式にちゃぶ台にご飯が鎮座します。
そう、日本人ですもの、食卓の基本は米飯!
おひつの絵もいいですが、これは、今どきは子どもたちに解説が必要ですね。
裏表紙はなんと、ちゃぶ台の裏。
私も一瞬わかりませんでした。
そう、ちゃぶ台はこうやって片付けるのです。
そこここの日本文化、体感してほしいです。