「あれってしってる？」 みんなの声

あれって、ほんとに何なんでしょう！？
すっごく気になります！

これって、子供にもウケそうですけど、
４０歳以降の大人のほうが面白いかも…。
最近ほんとに「あれ、あれ。」ばっかり言ってる私。
アレ、ソレ、コレ…で、自分の言ってることが
あれってなんだっけ？ってよくわかんなくなってますもの…。

でもこのタヌキほど、じっくりじっくり没頭して
考えられたら、すごいですねぇ〜！

妙に気になる一冊でした。

「あれ」を考えながら歩くタヌキ。
考えすぎて、まっすぐ、まっすぐ、空も海も歩きます。
もう、子供は大笑い。
でも、結局「あれ」が何なのかは、わからなかったんですよ。
こっちまで気になっちゃって、もやもやします。
お願い、教えてー！

「あれって　なんだっけ」
ず〜と、考えるたねきくん、ひたすら考えて考えて、歩いて歩いて、
なかなか思い出せません
とうとう宇宙まで行ってしまいます
ここで、子供たち、「もうしんでるやん」「どこまで行くねん』
でもなかなか思い出せません。ついには歩くことも忘れてしまい、
真っ逆さまに落ちていきます　が　ちょうど下にヒコーキが、
無事にヒコーキに、でも肝心の「あれが」まだまだ思い出せません
最後の最後に答えが出てくるんです。
『あれってしってる？」
是非、子供さんに最後に聞いてみてね

短いお話なので、２冊以上のときにいいと思います。
４歳から７歳の子供に読みましたが、どの年齢にもうけました。
もっと大きな子にも読んでみたいと思っています。

内田麟太郎さんの作品だったのでこの絵本を選びました。考える事にここまで集中できる能力を持った主人公は素晴しいと思いました。どんな状況でも関係なく自分の意志を通して歩き続ける主人公がとてもカッコよかったです。自分の天敵までも怖がらせてしまう主人公に私も魅せられました。この後の展開が気になりました。続編を読みたくなる絵本です。

物事が思い出せなくて「あれー　あれー」っていう事がよくある私です。たぬきさんは、思い出すまでぼんやりとして歩いている姿は、ある意味で忍耐強く、諦めない姿に感心しました。絵も色彩豊でデザイン画的で工夫されていると思いました。でも最後まで、「あれって、しってる？」に、興味を持っていたので、いつわかるんだろう？と疑問が残りました。やっぱり、知りたいです！続編があれば、読みたいです。

「あれってしってる？」と題名を言った途端、「しらないよ〜！」「あっ、おれ知ってるかも☆」などなど楽しい反応が出ました♪

タヌキさんが「あれってなんだっけ？」と考え始まります・・・

ページに必ず付いている「あれってなんだっけ？」というセリフ☆
「おしえてよ〜」という声も出るほど、本当に最後まで「あれ」の正体は分からないんですよ！
子ども達が見つけて「○○だ〜！」って嬉しそうに声を上げていました！

考え事をしながら歩いているタヌキが一匹。

「あれって、なんだっけ？」

ぼーっと考えながら歩いているタヌキは、ボーっとしながら
摩訶不思議なことをやってのけます。
それがまた変だし、笑えます。でも、考えごとをしてると、
極端な話、こんな感じになるよねって共感できたり。
息子もタヌキの不自然な状態に、「なんだこれ〜！！」と大笑い。

それにしても、タヌキの考えていた「あれ」ってなんだったの？
内田麟太郎さんらしい、後味の悪い一冊です（笑）

あれって何だっけ？と、考え事をしているたぬきさん。
考えていたら空も歩いちゃうし
海の上も歩いちゃうし・・・
そんなありえない話なんだけど
たぬきの表情がとぼけていて愛らしいかったです。
読んでる私たちもラストのページまで
ずーっとモヤモヤしていて「なんだろう」と
思っていました。
早くたぬきさんに教えてあげたいな〜