4歳の娘と読みました。
の、ハズだったのですが、とっても共感したらしき9歳の息子の方が
熱心にくいついた一冊です。
ピカピカ一年生になりたての、夢、希望、ワクワク。と、
思ったほどワクワクじゃない現実の数々が、
とてもよく描かれていると思います。
楽しいな! と思っていたのに、
あれ、何か違う、何か違う。
これまでの幼稚園や保育園と小学校との異文化ギャップに
とまどうお子さん、親御さんは少なくないと思います。
たまたまカボちゃんの場合は、「頭がデカイこと」が
ひきがねになってますが、
うちの子もとある原因で「行きたくないなぁー」と涙していたことがありました。
あの時にこの絵本に出会っていたらよかった!
本人的にはもう遠い昔の話で、余裕の目線でカボちゃんを見ていましたが、
新学期ピカピカ一年生、楽しいだけじゃない!
という絵本は、そうそうないと思います。
是非、新ピカピカ一年生と親御さんに、読んでいただきたい一冊です。