やっぱり、五味さんの作品は面白い!
(永遠の?)眠りにつこうとしているがいこつさんが、なかなか寝つけません。
むくっと、起き上がって、考え込むがいこつさん。何かを忘れている気がきして、気になって眠りにつけないのです。
がいこつさんはまちに繰り出して、忘れ物を考えます。そしてデパートのトイレでやっと「何」を忘れていたか思い出します。
がいこつさんは「歯磨きする」のを忘れてたんです。
寝る前にはとても大事なことですよね。でも、笑っちゃいます。がいこつが歯磨きを気にすることも、がいこつがまちに出ても誰も驚かないところも。自然に周りと馴染んでるのが、なんとも言えず、いいんです。
何度も読んでいたのにこの間初めて、子供に指摘されて気付いたことがあります。
最初のページのがいこつさんの部屋には、しっかり鏡と歯ブラシ、歯みがき粉が描かれていたんですね。
これはヒントなんだ。と、子供に言われてハッとしました。