3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。とてもきれいな表紙の絵に惹かれましたが、息子にはその美しさはわからなかったみたいです。でも、ストーリーはとても素朴なもの。お月様は空が暗くてさびしいので降りてきてしまうのです。アタはなんとかお月様に戻ってもらおうと、いろいろな方法を試しますが、なかなか戻ってくれません。最後に戻ったのは・・・。
イラストは素朴画といえるほどほのぼのとするものですが、ストーリーもほのぼの系。空に戻ってもらうために試す方法もとてもやさしいものばかり。なんて心やさしい男の子なのだろうと思います。そういうやさしさを理解するのは息子には難しく、またストーリーの展開も腕白の息子には退屈だったみたい。大人向けなのでしょうか、この絵本は。大人は癒されます。