なんとも愛嬌のあるお顔の子ザルのジョジョ君。
お母さんにぎゅっと抱っこして欲しくて、お母さんを探し歩きます。
絵が素晴らしく能弁。
出てくる文字は「ぎゅっ」と「ジョジョ」「ママ」だけなのに
小さい子どもにも物語がちゃんと伝わるのです。
その場面、場面で、子どもがジョジョと同じような表情になりました。
また、繰り返し読むうちに、最後のぎゅっのとき、
後ろを振り返って私に「ぎゅっ」と手を広げるようになりました。
小さなお子さんにはもちろん
ママにもオススメ。
ママが子どもを抱っこしてあげるとき
子どもだってママを抱っこしてくれている。
その体温が伝わるような、たまらない絵本です。