「幸せの絵本」という本で紹介されていた本で気になっていました。
息子が10カ月の頃、いつも遊びにいっている児童館においてあるのを発見!手に取り読んでみると、その内容にびっくりしました!
読み終わったあと、私の心はホクホク。
笑顔がこぼれると同時に、涙ぐんでもいました。
いろんな「愛」が伝わってくる、本当に幸せになる本です。
絵もかわいいですよね。
息子が1歳になってすぐにこちらの絵本クラブで購入しました。
文章のほとんどは「ぎゅっ」のみ。
読んであげる親が絵を見ながらその時との時の「ぎゅっ」の意味を理解し、読み分けていかなければならない難しさがあります。
それこそ舞台俳優のように読んであげました。
息子もその抑揚が楽しかったようで、次第に自らペラペラめくったり、読んで読んでと私のところに持ってくるようになりました。
(おかげで勝手ひと月でボロボロ・テープの修復個所は10か所以上を数えました)
購入してふた月ほどたった頃、ジョジョとママが再開するシーンを開いて息子がいきなり「ママー!」と叫んだのです!
たまたまかと思ったら、その後もそのページを開いては、何度も何度もくりかえします。1歳半になった今では、「ジョジョー!」とママのセリフまで話します。
そして、先日動物園に言った時のこと。
普段、猿を見ると「キィー」と言う息子が、オランウータン、チンパンジーをみて「ジョジョ」と言ったのです!
本当に気に入ったんだな〜と感じました。
また、この本にはたくさんの動物も出てきます。息子はこの本を見て、動物の名前を覚えていきました。ちょっとした動物図鑑ですね。
言葉を少しずつ覚え始めた今は、ページをめくっては「ぞう」だの「きりん」だの「かば」だのいろいろおしゃべりしています。
自分が好きな本を息子も気に入ってくれ、とてもうれしく思いました。
この本のもう一ついいところは、訳の素晴らしさにもあります!
訳といってもほとんど「ぎゅっ」なんですが、原書の「Hug」が「ぎゅっ」になるからこそ、そう、「ぎゅっ」だからこそ、この本の”気持ち”がぐっと伝わってくるんじゃないかな〜と思うのです。
言葉の奥深さを実感する大人が勉強させられる本でもあると思いました。
とにかくたくさんの人に読んでもらいたい本。
最近出産した会社の同僚の出産祝いにこの本を贈る予定です。