お豆(グリーンピースかな?)が大嫌いなデイジー。
食べさせたいママの交換条件はだんだんエスカレートして・・・
さて、デイジーVSママの結末は?
ママの交換条件の中身がいいんです。
子どもの好きなもの、嫌なことの免除、現実的にありえないことがいっぱいで、ワクワクします。
ただ、
ママの言葉は、息つぎしないと続けて読めない位長くなっていくのに、
デイジーの答えは、いつも一言「おまめだいきらい」だけなんです。
もう勝負はついているようなものですよね。
子どもはママとデイジーのやりとりに大笑い。
私には心当たりが・・・。
最初は子どものためにと、ちょっと声をかけるだけのはずが
子どもに反発されると後へ引けなくなっちゃって
そこまで必死にならなくてもいいことを、長々言い聞かせたりしてしまうことがあるんです。
子どものためじゃなくて、もう意地だけ。あぁ。
だから、デイジーが絶妙な反撃のあと、
ママを言い負かして終わるのではなく、
最後に母娘揃って○○○を食べている絵を見たら、
デイジーは頭がいいだけじゃなくて、本当はママが好きな子なんじゃないかと思いました。
ママをよく観察していますし、ママの空回りを止めてあげて、ホッとする時間もくれたんだもの。
で、肝心の問題はどうなったの?!
(読者の想像におまかせなんでしょうね)
教育的ではないのでしょうが、
日常にありそうでない、親子のやりとりを楽しく描いた
子どももお勧めの絵本です!